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ハイド氏の奇妙な犯罪 創元推理文庫
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ハイド氏の奇妙な犯罪 創元推理文庫

ジャン・ピエール・ノーグレット(著者), 三好郁朗(訳者)

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ハイド氏の奇妙な犯罪 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介 内容:ハイド氏の奇妙な犯罪. テクストの生成、ある神話の青春
販売会社/発売会社 東京創元社/
発売年月日 2003/10/31
JAN 9784488259020

ハイド氏の奇妙な犯罪

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商品レビュー

2.3

4件のお客様レビュー

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2024/09/11

そもそも本家本元の、ジキル博士とハイド氏を読まないとちょっとわからないかもしれない作品。いや読んでなくてもいけるんだけど、読んでたほうがよりわかりやすいのかも。 とにかく、無知なことに、この人はジキル博士とハイド氏の作者ではなく、その作品のパスティーシュを書いて、その中にこれまた...

そもそも本家本元の、ジキル博士とハイド氏を読まないとちょっとわからないかもしれない作品。いや読んでなくてもいけるんだけど、読んでたほうがよりわかりやすいのかも。 とにかく、無知なことに、この人はジキル博士とハイド氏の作者ではなく、その作品のパスティーシュを書いて、その中にこれまたホームズをも登場させた…ってことらしい。 巻末のジキル博士とハイド氏の説明は流し読み。まあ好きなんでしょうね…としか。 肝心のお話自体はハイド氏が可哀想な気がするってだけで…なんか薄っぺらいお話かなと。 ハマりませんでした、残念。

Posted by ブクログ

2020/08/26

「ジキル博士&ハイド氏」の著者であるスティーブンソン研究の第一人者、ノーグレット氏によるハイドに焦点を当てた小説。ハイドが語る事件の真相や気持ちのない人が綴られていてよりハイドの人間像がつかめる作品。

Posted by ブクログ

2019/01/07

著者はスティーヴンソンの専門家だそうで、小説家というよりは研究者なんですね。だから小説の内容というよりは巻末に付いていた論文の方に注目したい。ずっとこの小説を研究してきた彼だからこそ、ジキル博士の意思で(生まれた要因は事故だったけど)産み落とされた純粋な悪の権化、人の眼に映るだけ...

著者はスティーヴンソンの専門家だそうで、小説家というよりは研究者なんですね。だから小説の内容というよりは巻末に付いていた論文の方に注目したい。ずっとこの小説を研究してきた彼だからこそ、ジキル博士の意思で(生まれた要因は事故だったけど)産み落とされた純粋な悪の権化、人の眼に映るだけで嫌悪されずにはいられないハイドの心象というものを描けたのだと思う。帯には「シャーロキアンも必読の〜」と書いてあるけどそれ程本筋には絡んでない。よくある「ファンならニヤッとする」という表現が適切かもしれない。でもこの表現、その作品を知らない人からしたら敷居が上がるだけであんまり個人的には好きではない。まあとにかく、後半にかけての加速と読ませる論文を考慮してこの評価になりました。全然関係ないけど、「ヘンリー・ジキル」のイニシャルが「H・J」になるのは結構皮肉が効いているな。

Posted by ブクログ

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