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まんがで学ぶ開発教育 世界と地球の困った現実 飢餓・貧困・環境破壊
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 明石書店 |
発売年月日 | 2003/10/18 |
JAN | 9784750317984 |
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まんがで学ぶ開発教育 世界と地球の困った現実
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商品レビュー
4.5
7件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
世界の食料はみんな平等に分ければ、十分に足りる。だけど、人口が少ない先進国の人々が、人口の多い発展途上国の食料までも食べており、発展途上国の人々に食料が回らない。 日本企業は、海底を荒らすからと日本では禁止されているトロール船をインドネシアで使い、危険だからと日本で禁止されている農薬を、フィリピンでバナナを育てるために使う。エビは目を潰すと沢山卵を産むようになるから、目を潰す。現地の人が死にものぐるいで働いたとしても、ぎりぎりご飯を食べられるくらいの賃金しかもらえない、自分たちの作ったものを食べることも出来ない。そんな現実が表に出ていないだけで、実際には存在している。 アフリカは、1960年代以前は伝統的な農業のやり方で、家族が食べる分だけ作り、飢えている人はいなかった。ところが、貧しい国に目をつけた先進国が、先進国のための作物をつくるように勧め、支援したことで、現地の人が食べるための食料を作ることが出来なくなってしまった。 熱帯林は生き物を支えているが、医薬品や輸出のために多く伐採されている。輸出された丸太の半分以上が日本向け。 自分たちさえよければいいという考えが、日本人として恥ずかしく、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。消費者は購入することで、意思表示が出来ると思います。私も加害者になってしまわないように、こういう情報を集めて、購入するものを選択していかなければならないと思いました。物を購入する時に、値段だけで物を見てはいけないと実感しました。 子供向けの本でとても分かりやすく書かれています。
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※このレビューにはネタバレを含みます
現代世界が抱える格差(貧困)問題を、マンガを使ってわかりやすく解説する、という趣旨の本。 主人公のキャラクターの設定や、それぞれの場面での組み立て方にツッコミどころは多くありますが、書かれている内容自体はしっかりしており、国際理解に役立つと思います。 特に、「緑の革命」が飢餓をもたらした流れ(=品種改良により収穫増を見込める農作物の栽培を開始→肥料や農薬などでコストがかかる→地主が大土地経営を開始し、機械化が進んだことで小作人が失業する→収穫量は上がってもコストがかさんでいるため農作物の価格は上昇→失業中の小作人たちには支払えない→飢餓)や、水の消費(バーチャルウォーター=食物を輸入することで、その食物が出荷されるまでに使われた水資源も同時に消費している、とする考え方)についても解説が加えられています。 現在の国際社会が抱える諸問題へ関心をもつ、そのきっかけとなる本だと思います。
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少しデータとしては古くなってしまったけど、おそらくこの頃より劇的に良くなっていることはないんだろう。中身もわかりやすいので子どもでも理解できる内容だと思うが、理解すればOKなのではない。そこからどう、動けるかが重要。こういうニュースを少なからず耳にしているが、そのためにどう動けば...
少しデータとしては古くなってしまったけど、おそらくこの頃より劇的に良くなっていることはないんだろう。中身もわかりやすいので子どもでも理解できる内容だと思うが、理解すればOKなのではない。そこからどう、動けるかが重要。こういうニュースを少なからず耳にしているが、そのためにどう動けば良いのか。本当に実行していくためにも、ショックを与え続けないといけないんだと思う。災害のように突然不自由が降ってこないと世界のためにと考えて行動できないのは悲しい。悲しい現実に心を動かされる人が増えることを望む。
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