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青い地図(下) キャプテン・クックを追いかけて
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青い地図(下) キャプテン・クックを追いかけて

トニーホルヴィッツ(著者), 山本光伸(訳者)

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青い地図(下) キャプテン・クックを追いかけて

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 バジリコ/
発売年月日 2003/12/25
JAN 9784901784320

青い地図(下)

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2010/05/05

キャプテン・ジェームズ・クックによる探検航海の旅は有名ではあるが、どれほどその内容について知られているであろうか。かく言う私も、ヴァスコ・ダ・ガマのインド・南洋航海、コロンブスのアメリカ大陸到達、マゼランの世界一周航海などは知っていたが、キャプテン・クックはタヒチやハワイなどのポ...

キャプテン・ジェームズ・クックによる探検航海の旅は有名ではあるが、どれほどその内容について知られているであろうか。かく言う私も、ヴァスコ・ダ・ガマのインド・南洋航海、コロンブスのアメリカ大陸到達、マゼランの世界一周航海などは知っていたが、キャプテン・クックはタヒチやハワイなどのポリネシアやニュージーランド航海ぐらいの何となくの知識しかなかった。 この本は、作者がキャプテン・クックの3回にも及ぶ世界周遊探検航海の足跡を訪ねていくエッセイのような部分と、文献から調べ上げたクックの各地訪問がどのようなものであったか、またキャプテンがどのような人だったのかを考察した評論的な部分とが交互に出てくる、上下巻の書である。 この上下巻を読み終えて、私にとって大航海時代の探検航海のイメージが非常に具体的な形になってきて大きな収穫であった。ほとんど西欧世界との接触が無かったポリネシアの島々の人々との出会いや交流交易のシーンが思い浮かんできて、多くのことを思い考えさせられた。キャプテンが最後にハワイで島民に殺害される最終章の辺りは感動的ですらある。歴史の一ページでなく、生身の人間における一触即発の困難な状況で起きた悲劇がドラマチックに再現されている。 クック船長が、3回も世界周遊探検をしていたことは知りませんでした。しかも南極や北極まで行っていたなんて。。。

Posted by ブクログ

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