- 中古
- 書籍
- 児童書
虫めづる姫ぎみ 日本の物語絵本2
定価 ¥1,320
1,210円 定価より110円(8%)おトク
獲得ポイント11P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
発売年月日 | 2003/05/01 |
JAN | 9784591077146 |
- 書籍
- 児童書
虫めづる姫ぎみ
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
虫めづる姫ぎみ
¥1,210
在庫なし
商品レビュー
3.2
6件のお客様レビュー
本当みんな余計なお世話よね。 でもそれが当時の常識で、虫を愛でる姫君は異端中の異端で。 それだけで愉快な話だったんだろうな。 今となってはその愉快さも薄れつつあるかもしれないですね。 その分周りの人たちの卑しさが目立っちゃう。
Posted by
平安時代末期にまとめられた短編集『堤中納言物語』の一編を絵本にした作品。 けらを(ケラ) 和歌に詠まれたりもしてる。田んぼや畑にたくさんいる。コオロギに似てる。 ひきまろ(ヒキガエル) いなごまろ(いなご) あまひこ(ヤスデ) 平安時代人としてはぶっ飛んでたけど、現代人か...
平安時代末期にまとめられた短編集『堤中納言物語』の一編を絵本にした作品。 けらを(ケラ) 和歌に詠まれたりもしてる。田んぼや畑にたくさんいる。コオロギに似てる。 ひきまろ(ヒキガエル) いなごまろ(いなご) あまひこ(ヤスデ) 平安時代人としてはぶっ飛んでたけど、現代人から見ればしとやかなお姫様のお話を、途中までは楽しく読んでた。途中までは。 「ひらがなは、まだ おかきになれないので、」という一文を読むまでは。 虫愛づる姫は、自分の言葉で意見を言うこともでき、自分で自分の生き方を決められる高い知性を持つ女性だ。なのにこの一文は、彼女をろくな教育を受けたこともない無教養で不作法なだけの女性だと決めつけているようだ。 平安時代のカタカナは、漢字を読むための補助記号だった。公文書や学問をするための書物を読む時、漢文やカタカナを読む知識は必須だった。 虫愛づる姫は大納言の娘として立派な教育を受けたインテリ女性だ。返歌をカタカナで書いたのは、彼女の能力が低いからではなく、右馬之助にむかついてたからだ。ひっぱたけるものならひっぱたいてただろうけど、そうできないから、代わりにかたいごわごわした紙にカタカナで格調高く「くたばれ」と返事を出したんだ。
Posted by
虫が好きなお姫さまって変わってる。 古典でも、変な物語もあるんですね。 周りから嫌がられても、気にもせず、好きなことを追求する。 現代なら、いい研究者になれそうだけど、平安時代には、ただの変人でしょう。
Posted by