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三芳野の花 三好長慶の生涯
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三芳野の花 三好長慶の生涯

諏訪雅信(著者)

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三芳野の花 三好長慶の生涯

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 近代文芸社/
発売年月日 2003/06/10
JAN 9784773370379

三芳野の花

¥825

商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2011/02/10

~帯より~ 三好長慶の実像に肉迫。 伝統文化を余りに愛しすぎた故に、 中世と近世の間で懊悩し 葛藤の末に没した悲運の武将。 ~感想~ 三好長慶の生涯と云うより、三好家の歴史って感じの内容やった。 一時は畿内を中心に9カ国の治めたぐらいの力を持った、 文武に秀でた戦国武将...

~帯より~ 三好長慶の実像に肉迫。 伝統文化を余りに愛しすぎた故に、 中世と近世の間で懊悩し 葛藤の末に没した悲運の武将。 ~感想~ 三好長慶の生涯と云うより、三好家の歴史って感じの内容やった。 一時は畿内を中心に9カ国の治めたぐらいの力を持った、 文武に秀でた戦国武将ではあるねんけど、 中世の権威に囚われたところが、この人の限界なのかと。 信長的なそういう権威を破壊するだけの先進的なものがあれば、 歴史はもっと違ってもんになってたかもね。 ただ、ここまで勢力を拡げられたのは長慶だけの力だけでなく、 それを陰で支えた3人の弟達の助力があってこそ。 血で血を争う戦国時代にあって、 これだけ兄弟ががっちり力を合わせていたのは珍しいね~ やっぱ、兄弟は仲良くですわ♪ おしまい。

Posted by ブクログ

2007/12/11

コレは今んとこ唯一マトモに手に入る長慶たんの小説です。が、出版社の近代文芸社ってのはこれまた自費出版をメインに扱ってるトコなので、コレもある意味同人誌かも(爆)……てことはワタシは、ゲーム同人を卒業して7年経った今になって、また同人誌を買い漁る日々に戻ってるってことですか?あぁ…...

コレは今んとこ唯一マトモに手に入る長慶たんの小説です。が、出版社の近代文芸社ってのはこれまた自費出版をメインに扱ってるトコなので、コレもある意味同人誌かも(爆)……てことはワタシは、ゲーム同人を卒業して7年経った今になって、また同人誌を買い漁る日々に戻ってるってことですか?あぁ… (笑) 説明文はこんなカンジ↓同じ文が帯にも書いてあります。 三好長慶の実像に肉迫 伝統文化を余りに愛しすぎたゆえに、中世と近世の間で懊悩し、葛藤の末に没した悲運の武将。 ほう。あながち間違ってないので一安心ですね! て言うかですね……、別に全く以ってそういう視点ではないんですが、誤解を招くのを承知で、それでもあえてこの表現を使わせて貰いますけど(前フリ長ぇな)長慶たんの受けキャラっぷりが本当にもうヤバイです(爆)父の元長の横死を目の当たりにして卒倒して松永長頼に抱きとめられる長慶たん。兄弟とバラバラになってただ一人若き三好家宗主として、権謀渦巻く畿内に移り年長の家臣に囲まれ暮らして数年後、久しぶりに会った弟の安宅冬康から優しい労りの言葉をかけられて泣き崩れる長慶たん。松永久秀に腕を引っ張られて娼館に連れて行かれ、翌朝スッキリ満足な様子で出てくる松永弾正の後ろで筆おろしに失敗してorzになってる長慶たん。な、ななな何なんですかそのキャラ付けは…!?面白すぎるじゃないですか!(大爆笑)笑い死ぬ。 長慶達4兄弟の設定も、イメージを壊さない範囲でバラエティに富んでて楽しいです。実休さん(義賢)は細川持隆&小少将の絡みもあるのでギラついた雰囲気、冬康は福福しいっつか見た目がフクフクした(笑)ムードメーカー、一存は伝承通りの猪武者になっていて、これはもうどう考えても色白都人で精神的に脆い長慶が一番大名に向いてないです(爆笑)戦の才覚も時勢を見る知性も持ちながら、戦乱の世を渡るにはあまりに純粋で優しすぎた存在として長慶がいます。自分の本質と周囲が求めるモノとのギャップに悩みつつ、松永始め回りの助けや期待を受けて、畿内一の実力者としてのし上がっていく長慶たん。オッケーよーvv いいよいいよーvvv ストーリーはほぼ史実と逸話ネタに基づいた構成です。当たり前ですが突拍子も無い裏設定は出てきません(笑)長慶も他の人物も、超人的な能力や神がかった才能は持たない普通の人間として描かれてます。ちょっと長慶兄弟の母親がエキセントリックな巫女になってますが序盤だけだし(笑)史実に異ならない範囲内で、周囲の人物は比較的、性善説に基づいた優し目な評価になってます。 三好関係で伝わっている有名どころのエピソードは、およそ全て織り込まれています。小少将関係では控え目ながらも気合の入ったエロシーンもサービスされてます。ザ・淫乱!(笑)歴史の出来事を捻じ曲げたりはしてないので、長慶最晩年の狂い咲きサンダーロードfor冬康も、別に独自の解釈もなくほぼ素直にそのままです(爆笑) 淡路の小島から畿内四国9カ国の覇者になった人物の物語にしては派手な武勇伝系統もない、穏やかな人物造形なので、あんま大したこと無い人間っぽい印象ですがだがソレが良いのです(笑)ついつい、「どこまで敵に甘いんだよ!」とか「優しすぎだろ!」とか思って、読み終わる頃には野心に長けた下克上の奸雄と言うイメージが払拭される作品です。個人的な長慶のイメージもこんなカンジだったので嬉しいです(笑)

Posted by ブクログ

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