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昭和美少年手帖 らんぷの本
定価 ¥1,540
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社/ |
発売年月日 | 2003/06/17 |
JAN | 9784309727295 |
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昭和美少年手帖
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昭和美少年手帖
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商品レビュー
4.3
8件のお客様レビュー
高畠華宵が一番好きでした。表紙になってるイラストの肉付きとかあいですね。 山口将吉は、他の人より浮世絵みたいな鼻の書き方?あくまでも比較で。
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高畠華宵、山口将吉郎、伊藤彦造、山川惣治、石原豪人といった昭和初期から40年代くらいまでの挿絵画家の作品を取り上げ、美少年画の変遷を見せ、論じたもの。いずれの画家のものも力強さと同時に、怪しさを感じさせる。特に華宵は男色癖が噂されるだけあって、胸がはだけていたりチラリと腿がのぞい...
高畠華宵、山口将吉郎、伊藤彦造、山川惣治、石原豪人といった昭和初期から40年代くらいまでの挿絵画家の作品を取り上げ、美少年画の変遷を見せ、論じたもの。いずれの画家のものも力強さと同時に、怪しさを感じさせる。特に華宵は男色癖が噂されるだけあって、胸がはだけていたりチラリと腿がのぞいていたりしてデカダンな美に翻弄されそう。 それにしても美少年とは不思議な存在。いずれは男になってしまうという刹那ゆえか、ある意味、美少女以上に清らかで儚い感じがする。月並みな言い方だけど、生命を生み出す女性に対し、我が身ひとつ(勇ましさにせよ病弱にせよ)死と隣り合わせというあたりも影響しているだろうか。そもそも「少年」がどの年ごろかというのも、本書にある通り解釈は様々だけど、一つの目安は童貞のうちではないかな。自ら性の対象として女性をおっかけ回すようになったら少年ではなくなってしまうだろうから。だから、同性間の関係のうちは少年と呼ぶのもありという気がする。 鶏が先か玉子が先かといった話だけど、不況期や戦時には濃い目の美少年が好まれるといったように、時代によって美少年画のトレンドは変わっていく。その点は服やメイクといったあたりからトレンドが見えてくる女性を描いたものと比べると、より精神性みたいなところの表現に向かうという点で面白い。各年代の漫画から変遷を見たり、平安から昭和に至る美少年像の変遷を論じたりといった稿も面白かった。
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目の保養。ひたすら目の保養。 主に昭和初期に描かれた美少年をまとめたもので、子供向けの雑誌の表紙や挿絵なのになんというクオリティ。カラーはもちろん、モノクロイラストのペン一本で描く細部までの描写が素晴らしすぎて声が出ない。 大変良い物を見させていただきました。寿命が延びた…。
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