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沖縄の神と食の文化 青春新書INTELLIGENCE
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沖縄の神と食の文化 青春新書INTELLIGENCE

赤嶺政信

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沖縄の神と食の文化 青春新書INTELLIGENCE

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 青春出版社
発売年月日 2003/04/03
JAN 9784413040556

沖縄の神と食の文化

¥220

商品レビュー

3

3件のお客様レビュー

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2022/02/21

大学の先生らしいアカデミックな内容です。 やはり、日本における沖縄の特異性の最低限の知識はつけておくべきです。 琉球王国が大国(中国や米国、日本も含む)に翻弄され続けた歴史、特に言葉や文化、気質などは亜熱帯気候や島国という風土の影響なしには語れません。 中でも、1万人くらいいると...

大学の先生らしいアカデミックな内容です。 やはり、日本における沖縄の特異性の最低限の知識はつけておくべきです。 琉球王国が大国(中国や米国、日本も含む)に翻弄され続けた歴史、特に言葉や文化、気質などは亜熱帯気候や島国という風土の影響なしには語れません。 中でも、1万人くらいいるといわれる「ユタ」の存在はひときわ興味をそそられます。シャーマンとしての特殊な能力は、稀に生まれながら霊力が高い人もいるが、多くは霊的体験を通じて事後的に(仕方なく)ユタになるそうです。 村落の祭祀を司る神女は「ノロ」とよばれ、琉球王国では公的な地位を与えられたが、「ユタ」は個人的宗教活動を行うゆえに、戦後まで国家制度の枠から外れた存在として弾圧され「ユタ狩り」が行われたという悲しい歴史がある。 もう1つの特色は、男女の役割です。ノロもユタも女性ですが、「沖縄の女性は働き者が多く、男はだらしない」は、よく沖縄で耳にするフレーズですが、一方では「門中」という父系血縁組織は今も健在で、息子(長男)の地位は安泰、娘は結婚後も生家とのつながりを優先する傾向があるようです。 沖縄民俗学に興味のある人なら楽しめる1冊です。

Posted by ブクログ

2011/04/26

沖縄の歴史と文化についてまとめて知りたい人には、絶対おすすめの1冊です。これほど集約された本はありません! 現代にも生きる神々と「おもろ」、三山文化から琉球王朝の統一、伊波普猷や柳田國男の沖縄人のルーツの話、そして泡盛の作り方。もちろん、薩摩による植民地時代、太平洋戦争とその後の...

沖縄の歴史と文化についてまとめて知りたい人には、絶対おすすめの1冊です。これほど集約された本はありません! 現代にも生きる神々と「おもろ」、三山文化から琉球王朝の統一、伊波普猷や柳田國男の沖縄人のルーツの話、そして泡盛の作り方。もちろん、薩摩による植民地時代、太平洋戦争とその後の苦悩のことも忘れてはいません。 紙幅の関係からしかたないのですが、人権を無視した「人頭税」や「方言札」の歴史について詳しくは書かれていません。それでもわずかながらもこれらに触れている点も、好感が持てます。 この本をきっかけに沖縄理解が進み、基地問題などの今日的な問題を考えるよすがともなることを望みます。

Posted by ブクログ

2010/08/27

いつか住みたい沖縄の民俗学を知りたいと思い、読んでみた本。一言で言って、沖縄の文化はかなりイメージと違う部分があるということが、本当によくわかった。 特に住居や食文化などは、伝統的なものと思っていたものが案外歴史の浅いものであったりして、驚いた。 信仰については自然信仰が...

いつか住みたい沖縄の民俗学を知りたいと思い、読んでみた本。一言で言って、沖縄の文化はかなりイメージと違う部分があるということが、本当によくわかった。 特に住居や食文化などは、伝統的なものと思っていたものが案外歴史の浅いものであったりして、驚いた。 信仰については自然信仰が現在でも強く根付いている土地であることが強調されており、こういう部分はよく理解しておかないと、移住するにしてもうまくはいかないだろうな、と思った。

Posted by ブクログ

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