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殺意のシナリオ SHOGAKUKAN MYSTERY
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殺意のシナリオ SHOGAKUKAN MYSTERY

ジョン・フランクリン・バーディン(著者), 宮下嶺夫(訳者)

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殺意のシナリオ SHOGAKUKAN MYSTERY

定価 ¥1,780

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2003/12/01
JAN 9784093565813

殺意のシナリオ

¥1,375

商品レビュー

3.3

4件のお客様レビュー

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2025/05/23

前作「死を呼ぶベルシュロン」では、目覚めると別人として生活していた、という状況が描かれていたが、今作は、自分が未来の出来事を告白する文書を書いていて、実際なぞるように出来事が起きるというもの。書いたとされる本人は混乱の極みに陥る・・ そりゃそうだ。その恐怖と混乱たるや・・  そし...

前作「死を呼ぶベルシュロン」では、目覚めると別人として生活していた、という状況が描かれていたが、今作は、自分が未来の出来事を告白する文書を書いていて、実際なぞるように出来事が起きるというもの。書いたとされる本人は混乱の極みに陥る・・ そりゃそうだ。その恐怖と混乱たるや・・  そして相談相手として「死を呼ぶペルシュロン」の主人公の精神科医マシューズが登場。おお、医院を再開できるまでになったのか。主人公の大学の先輩という設定。 あるきっかけで均衡が崩れる人間関係の危うさが、「未来の出来事の過去形の文」というSF的なスリラー仕立てで進行する。最後に事実がわかってしまえば、なんだそうだったのか、なのだが、行きつ戻りつする思考の迷路で身動きがとれなくなる。 広告代理店に勤めるバンダーが出勤すると、机に「告白」と題する文書があった。それはバンダーの名前による自己告白文なのだった。内容はバンダーと妻ドロシー、バンダーの旧友ジェレミーとその女友達ブレンダが、今日の夜食卓を囲み、その後バンダーはブレンダに言い寄る、というもの。今は朝、出来事は今日の夜、しかし記述は過去形。最近あらぬ声が聞こえ酒に溺れがちなバンダーは、もしや自分が書いたのか? と考えるが、果たして家に帰ると妻はジェレミー達を食事に呼んでいた。告白文が頭にあるバンダーは、ブレンダにかかわるまいとするが、告白文通りの筋書きになってしまう。 さらに翌日も告白文が机にあり、バンダーはますます混乱してゆく。告白文の内容を知るのはバンダーだけなのだが、男女四人の関係は交錯してゆく。さらにバンダーは妻の父の会社に結婚とともに就職していて、義父との関係も悪化する。 表紙をみるとタイプライターから打ち出される紙に小さく原題が印字され「The Last of Philip Banter」なのだ。この原題の通り、救いようがなかったバンダー。 表紙裏説明 ジョン・フランクリン・バーディン 1916-1981(65歳) アメリカ・オハイオ州シンシナティ市生まれ。家庭の事情で大学を中退、さまざまな職業を経て広告代理店に勤務。1946年、The Deadly Percheron(死を呼ぶペルシュロン) を発表。第二作が本書。第三作「悪魔に食われろ青尾蠅」を執筆するが、アメリカで出版元がなくイギリスから刊行。以後別の複数の筆名でミステリと普通小説を執筆。1972年にミステリ作家J・シモンズが<犯罪小説の傑作>としてこれらの初期三部作を高く評価したことから、脚光を浴びた。1978年から再び筆を執ったが、1981年にニューヨークで逝去。 1947発表 原題:The Last of Philip Banter  ※パトリシア・ハイスミスが「簡単には忘れることのできない恐怖の小説」と言った。 2003.12.20初版第1刷 図書館

Posted by ブクログ

2011/03/27

書かれていることが現実化していく恐怖。複雑な人間関係を背景にした心理スリラー。 パトリシア・ハイスミスが「簡単に忘れることの出来ない恐怖の小説」とコメントした異色作。 かなり昔の小説だが作者バーディンも59歳で睡眠薬自殺をしている。 覚えのない原稿が置かれているというサスペンスチ...

書かれていることが現実化していく恐怖。複雑な人間関係を背景にした心理スリラー。 パトリシア・ハイスミスが「簡単に忘れることの出来ない恐怖の小説」とコメントした異色作。 かなり昔の小説だが作者バーディンも59歳で睡眠薬自殺をしている。 覚えのない原稿が置かれているというサスペンスチックな展開は面白いと思ったが、アル中の主人公の仮想世界を描写するあたりは読み疲れた。

Posted by ブクログ

2009/03/01

あれだけ怪奇な現象を説明するにはこういう説明しかなかったんだろうけど、流石にこれは無理があるだろうと。ラノベかよ。小栗虫太郎の「後光殺人事件」並みに無理がある

Posted by ブクログ

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