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明治人の教養 文春新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 2002/12/20 |
JAN | 9784166602933 |
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明治人の教養
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明治人の教養
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商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
最終章は興味を引くが、現代の大学入試の規模から見れば、著者のノスタルジーは絵空事でしかない。つまり、著者の言うのは大衆教育社会の否定でしかないのだ。また、現行制度でも、著者の主張する方向性で入試制度を採用している大学も一部には存在するのであり、制度としてはそれで十分で、あとは個々の大学の入学者像に委ねるべきであろう。また、この手の著作に多いのだが、どうにもこうにも数学の軽視なきにしもあらず(はっきりした記憶はないが、旧制中学の数学入試問題は中受基礎、旧制高校は現行中学基礎レベル程度だったような…)。
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[ 内容 ] 近代日本は、勤勉な頭脳と卓抜な観察力、旺盛な読書力によって、新旧・和洋・東西を融合し、新しい日本文化の基礎を築くことに成功したが、その知的営みの精髄ともいうべき「教養」は、いまや消滅したかのように見える。 では日本的「教養」とは、いかなるものであったか。 近代日本の教養形成の担い手となった知識人たち―森外三郎、狩野亨吉、西田幾多郎、河上肇、安倍能成、九鬼周造らの人格形成の過程を、日記・書簡・随筆などを通してたどる。 [ 目次 ] 小島政二郎と「明治の人間」 柳田国男の「明治的統一」 『チャタレイ夫人の恋人』を読む西田幾多郎 君山と寸心―「読書人」vs「思索者」 河上肇と「味噌汁の身」 森外三郎の京都一中 リーダー・今西錦司の原点 「二代目」桑原武夫の客気 キーパーソン・狩野亨吉 ケーベルと漱石の間 「アンバイヨクナル」安倍能成 「長身・美貌・etc」vs「正反対」の九鬼・天野 辰野隆と福原麟太郎―「過去」と「現在」の微妙な関係 「教養」は時代を超えるか [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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読みました。一瞬で。 あとがきに突然「知」と「農」が国家の根本のごとくに語られて登場するのがどうなんだろーなー。 エピソード中心という本で、教養というより人物伝という感じ。 明治人、というもの自体は好きなので、教養を考えるより生き方の本として読んだら面白いのかもしれない。
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