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アメリカ「ならず者国家」戦略
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 窓社/ |
発売年月日 | 2002/12/20 |
JAN | 9784896250473 |
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アメリカ「ならず者国家」戦略
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※このレビューにはネタバレを含みます
本のタイトルを見て、米国自身が「ならず者」のような行動をする国になった!と期待?して読んだのですが、北朝鮮・イラン・イラクなどを「悪の枢軸」と呼ぶ一方で、極めて近い行動を取っている中国、シリア、パキスタンは批判せずに引き付けておこうとする分離戦略のことを中心に語っています。レーガンによる「ソ連・悪の帝国」、ライス国務長官による「圧政の先陣基地」(キューバ、ミャンマー、北朝鮮、イラン、ベラルーシ、ジンバブエの6カ国)という表現など、米国はいつも過激な決めつけ発言が多いことに危惧を感じます。クリントン政権の頃に書かれたこともあり、やや古いとは言え、米国の姿勢が共和・民主でそれほど大きく変わらないと思いました。実は1949年に共産中国になったのが、トルーマン民主党政権の弱腰だったという批判があり、それが逆に民主党政権によるベトナム介入を生んだという評価になっているという記述は面白かったです。そして「ならず者」の定義が70年頃にはカンボジャ、ウガンダ、南アフリカなど国内の圧制をしている国だったのが、近年では米国の国際戦略に抗う国であるという微妙な変遷も興味深いです。各論部分はやや詳細・本格的過ぎて、ここまでは素人には必要ないと思いました。
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