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三国志演義(3) ちくま文庫

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商品詳細
内容紹介 | 内容:第34回-第51回 |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房/ |
発売年月日 | 2002/12/10 |
JAN | 9784480037336 |
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三国志演義(3)
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商品レビュー
4.7
4件のお客様レビュー
中国四大奇書の1つ、…
中国四大奇書の1つ、羅貫中の「三国志演義」。文章も吉川英治とは違い、古文っぽいです。これを読まずして三国志は語れません。必読です。
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
諸葛亮が登場して、ここまでは武勇の対決が主だったのに、周瑜、曹操、諸葛亮の三者の知恵比べの様相になってきました。 実際のところ妖術で風を起こすなんて…とは思うのでここも上手くハッタリを効かせたか風以外での手段に頼ったのかなあと思いつつ、見事連環の策は成功。 一段上の智者として描かれる諸葛亮ですが、その異才に驚愕し、事あるごとに殺めようとしながらも、孫権の為に策を練り、いま一歩のところまで曹操を追い詰めた周瑜のほうがこの巻では印象に残ったなあ。
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三国志三巻になり、やっと主役の劉備が輝き出す。 本巻のメインは、劉備と諸葛亮の出会い。 三巻から、今までの三国志の物語としての流れが大きく変化する。 それは、今までの豪傑同士の対決によって勝敗を決するのではなく、知略によって敵を圧倒するという流れになることだ。 戦略・戦術面が...
三国志三巻になり、やっと主役の劉備が輝き出す。 本巻のメインは、劉備と諸葛亮の出会い。 三巻から、今までの三国志の物語としての流れが大きく変化する。 それは、今までの豪傑同士の対決によって勝敗を決するのではなく、知略によって敵を圧倒するという流れになることだ。 戦略・戦術面が大きくクローズアップされ、個性の時代から、総合力の時代と移り変わっていく。 主役が劉備・曹操、そして孫権というように絞られ、三国間の駆け引きが物語の主流となるのと連動しているのかもしれない。 特に劉備・曹操の描き分けが素晴らしい。 曹操は自らの強さと、リーダーシップによって人々を惹き付けるのだが、 劉備の場合、自らの弱さを認めることと、情に訴える人間味によって人々を惹き付けていく。 物語はここに至って、超人主義と人道主義の対決となるのである。 このあたりが、この物語の普遍性を感じさせる鍵になっていると思う。 劉備は、隠遁生活をつづけることに固執しつづける諸葛亮に対して言う。 「私は名も無く人徳も薄い身でありますかが、なにとぞ先生には卑賤な私をお見捨てなく、山を出て力を貸していただきたく存じます」 ハラハラと涙を流して自分の本心をストレートに伝えたというのだから、まことに情の人であったのだろう。 そして、この巻の最大の見せ場である長坂橋の戦いに突入していく。 レッドクリフさながらの迫力ある盛り上がりをみせた第三巻であった。
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