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形象という経験 絵画・意味・解釈
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形象という経験 絵画・意味・解釈

三木順子(著者)

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形象という経験 絵画・意味・解釈

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 勁草書房/
発売年月日 2002/02/28
JAN 9784326851782

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2011/09/19

 ゴットフリート・ベームが論じている形象の概念を解きほぐしたうえで、ベームの形象論の視点から、芸術経験、そしてイコノロジーを含めた芸術研究をどのように捉え返せるか、さらには形象と言語の関係をどのように考えれるかを検討して、美学、芸術学、哲学を架橋する新たな展望を示している。とくに...

 ゴットフリート・ベームが論じている形象の概念を解きほぐしたうえで、ベームの形象論の視点から、芸術経験、そしてイコノロジーを含めた芸術研究をどのように捉え返せるか、さらには形象と言語の関係をどのように考えれるかを検討して、美学、芸術学、哲学を架橋する新たな展望を示している。とくに、現代芸術の経験を踏まえつつベームが語る形象が、カントの言う崇高なるものにも通じる仕方で、構想力を拡張するような強度とともに生き生きと意味を自己産出する、美的経験の媒体であることが明確に論じられている点、実に示唆的である。現在形象論を牽引するベームの理論的な立脚点に見通しが得られる。また、その視点から、美術作品がコード化された意味を読み取る対象と化すイコノロジー的なアプローチの限界を明らかににするとともに、意味の生成という次元で言語と形象を類比的に考察しうる視野も開いている点は特筆すべきであろう。とりわけ後者の点は、形象と言語の双方を捉え直させるにちがいない。今日ドイツ語圏で展開されている形象論に取り組むうえで、必携の一冊と言えよう。

Posted by ブクログ

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