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司書教諭はじめの一歩 図書館ブックレット5
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司書教諭はじめの一歩 図書館ブックレット5

図書館活用資料刊行会(編者), 熱海則夫

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司書教諭はじめの一歩 図書館ブックレット5

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 図書館流通センター/
発売年月日 2002/03/15
JAN 9784860390143

司書教諭はじめの一歩

¥220

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2010/10/06

司書教諭の仕事は大きく分けて二つ。 1つは、資料の収集・整理・保存をし、それを児童・生徒、そして教員に利用してもらうこと。 つまり、学校図書館の運営。 もう1つは、その資料を使って、学校の教育課程に寄与すること。 図書館資料を利用した、教育・授業へのアプローチ。 この2つの...

司書教諭の仕事は大きく分けて二つ。 1つは、資料の収集・整理・保存をし、それを児童・生徒、そして教員に利用してもらうこと。 つまり、学校図書館の運営。 もう1つは、その資料を使って、学校の教育課程に寄与すること。 図書館資料を利用した、教育・授業へのアプローチ。 この2つのどちらかが欠けては、学校図書館は学校図書館としての働きを十分にできない。 となれば、学校図書館担当教員である、司書教諭の任務もまっとうできないことになる。 が、しかし、専任でない司書教諭に、そのどちらの仕事も果たせと言うのは無理な話。 どちらかというと、後者ばかりが重視される現状があるように思われる。 だが、どんなに頑張っても、土台となる学校図書館の運営ができていなくては…学校図書館がボロボロでは、それを教育・授業に利用するなんてまともにできるわけが無い。 そこで、司書教諭の仕事を学校司書という存在と分担して行うという発想が生まれる。 学校司書が主に図書館運営を担当し、司書教諭が主に教育・授業へのアプローチを担当する。 このように、司書教諭と学校司書が、車の両輪となって学校図書館を発展させていくのが理想なのだが、現実はなかなかそうもいかないようで。 そもそも片輪となる学校司書が存在せず、かといって司書教諭も専任ではなく、授業軽減もまったくなく、まともに司書教諭としての働きができない状況であったり、また、学校司書が存在したらしたで、今度はそちらに任せきり、司書教諭は有名無実の存在になってしまっている所もある。 この本では、ごく自然に、逆に言えば唐突に学校司書という名前がでてくる。 たった一言しか学校司書への言及がないのは、その存在がすでに自然なもので、ことさら言及するまでも無い状況なのか、そんな存在についての知識が薄すぎて、まともに言及できない状況なのか。 それはこの本を読んだだけではわからない。 ただ、司書教諭の仕事が、周囲の協力なしに一人だけでまっとうできるものではなく、ましてや授業軽減など、司書教諭として活動できる時間の存在なしには不可能であることはしっかりと書かれている。 そして、教育・授業へのアプローチだけではなく、図書館運営も大事な司書教諭の仕事であること、利用しやすい図書館を作り上げることが、司書教諭の重要な仕事であることもしっかりと書かれている。 繰り返しになるが、図書館運営と、教育・授業へのアプローチ、どちらが欠けても司書教諭の任務はまっとうできない。 どちらかだけやろうと思っても無理な話であることを、まずは是非、現場の司書教諭さんに声を大にして発信していただきたいと思う。

Posted by ブクログ

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