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少年犯罪の社会的構築 「山形マット死事件」迷宮の構図
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少年犯罪の社会的構築 「山形マット死事件」迷宮の構図

北沢毅(著者), 片桐隆嗣(著者)

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少年犯罪の社会的構築 「山形マット死事件」迷宮の構図

定価 ¥3,080

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東洋館出版社/
発売年月日 2002/03/12
JAN 9784491017716

少年犯罪の社会的構築

¥1,815

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2009/02/05

大学の授業で紹介された参考文献。 「社会問題」は自然と生じるのではなく、マスメディア等の影響力の強いものによって社会的に「構築」されていくとする社会構築主義の事例研究。「山形マット死事件」を用いた事例研究のため入門書としてはやや難。一度社会構築主義をさらってから読むとわかりやすい...

大学の授業で紹介された参考文献。 「社会問題」は自然と生じるのではなく、マスメディア等の影響力の強いものによって社会的に「構築」されていくとする社会構築主義の事例研究。「山形マット死事件」を用いた事例研究のため入門書としてはやや難。一度社会構築主義をさらってから読むとわかりやすいかも。 ▶まず確認しておきたいことは、いずれの場合もそれらを問題視する背後に、「マスメディアの使命は正確かつ客観的な報道にある」といったマスメディアをめぐる倫理観、事実観が存在しているように思われることである。 ▶その意味で公式統計とは、警察を中心とした社会による犯罪に対する取り締まりの活動報告であるとも言えるのであり、私達が知りうるのは、犯罪の検挙件数であって発生件数(≒実体)ではないということになる。 ▶「あなたたちが議論の前提としている『事実』とは、はたしてあなたたちが信じているような『事実』なのでしょうか。そう信じているあなたたちの語りそれ自体が、あなたたちが信じたい『事実』をつくりだしているのではないでしょうか」 ▶このように、(マスメディアの)「ナレーター」としての語り口は、問題の構成過程におけるメンバーとしての正確をわれわれの目から隠蔽する力を持っている。 ▶出来事を理解するためには言葉による表現が不可欠である。しかしながら、言葉による表現は、語り手が自覚しているか否かにかかわらず、ある視点からの出来事の再構成という限界を不可避とする。その意味で言葉は、出来事の忠実な再現手段ではありえない。 マスメディア嫌いなわけではないし、社会構築主義至上主義なわけでもない。でも、ある一つの「出来事」がいかにして「社会問題」となり得るのか。そういう場合の視点の一つとして社会構築主義は非常に興味深い。「客観的」とは一体何なのか。そもそも「客観的事実」なんて存在するのか。この本を読むと、いい意味で視野が広がるはず。

Posted by ブクログ

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