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図説 笑いの中世史 図説シリーズ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 原書房 |
発売年月日 | 2002/03/29 |
JAN | 9784562034949 |
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図説 笑いの中世史
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商品レビュー
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笑ける中世史かと思って手にしたら、中世における笑いの変遷やタイトル通りの「歴史」でした。「修道士から道化まで」の一部、カーニバルや祭りの(しかも狂乱!)「人生に笑いあり」の二部、文学や舞台の「笑いの文学」の三部構成です。現代の感覚から言って、第二部の夜祭なんて洒落にならない笑えな...
笑ける中世史かと思って手にしたら、中世における笑いの変遷やタイトル通りの「歴史」でした。「修道士から道化まで」の一部、カーニバルや祭りの(しかも狂乱!)「人生に笑いあり」の二部、文学や舞台の「笑いの文学」の三部構成です。現代の感覚から言って、第二部の夜祭なんて洒落にならない笑えない!とか思ったり。当時の社会・文化を考慮しなければいけない点で理解するのは難しい一冊だと思いました。笑いを禁じ、苦痛が生きることの意味だとするキリスト教の原典も、それを信じ教えを守る人々の姿も、やっぱり理解を超えました私の脳内。それを超えても発生する笑い。時には残酷で卑猥でもあったりするけど、歴史と絡めると深くなるんだなぁと、も少し中世を知りたくなりました。
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タイトルから面白エピソード集だと思って借りたら、真面目に中世の「笑い」について解説した本でした。 中世初期「笑い」は悪魔的なものと考えられ教会は抑圧しようとしていたが、笑いを求める人間性は抑えきれるものではなく時代を下るにつれ「節度のない笑いでなければ許容」されるようになった過程...
タイトルから面白エピソード集だと思って借りたら、真面目に中世の「笑い」について解説した本でした。 中世初期「笑い」は悪魔的なものと考えられ教会は抑圧しようとしていたが、笑いを求める人間性は抑えきれるものではなく時代を下るにつれ「節度のない笑いでなければ許容」されるようになった過程や、「笑い」の担い手の分化や「笑い」の文学についてが豊富な例とともに書かれています。 いまいち文化の差かピンと来ない所も有りましたが、こういう事について論じた本は余り見ないので興味深く読めました。
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