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フィルムとしてのガンダム オタク学叢書8
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フィルムとしてのガンダム オタク学叢書8

氷川竜介(著者)

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フィルムとしてのガンダム オタク学叢書8

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 太田出版/
発売年月日 2002/03/12
JAN 9784872336313

フィルムとしてのガンダム

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2014/08/13

2014年8月13日読了。機動戦士ガンダムの第1話~7話までを題材に、フィルム・映像作品としての魅力、表現の独自性について分析する本。「ガンダムの描写はリアルだ」「ガンダムの設定は秀逸だ」などと言うが、ガンダムのリアルさは「観客が劇中の事件・人物の心情をいかに直感的に理解できるか...

2014年8月13日読了。機動戦士ガンダムの第1話~7話までを題材に、フィルム・映像作品としての魅力、表現の独自性について分析する本。「ガンダムの描写はリアルだ」「ガンダムの設定は秀逸だ」などと言うが、ガンダムのリアルさは「観客が劇中の事件・人物の心情をいかに直感的に理解できるか」という点でのリアルさであり、背景を密に書き込んだり人物の頭身を実写に合わせたり、といった段階でのリアルさ(もちろん、それも高いレベルで実現しているのだが)は超えているという指摘にはうなづけるものがある。せりふを省略し、人物の立ち位置や微妙な表情の変化で心情を伝える作劇術は、言われてみれば現代に至るまで、ガンダムの続編を含めてもこの「ガンダム」を超える作品は現れていないのではないか・・・?7話までのアムロの戦いはシャアを相手にしたものではなく、劇的にはブライトへの怒り・見返してやろうという反発がアムロをドライブしている、という指摘は自分が持っていなかった視点で驚かされた。ガンダムは深い。

Posted by ブクログ

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