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科学が死体に語らせる 驚異の法医学捜査最前線
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科学が死体に語らせる 驚異の法医学捜査最前線

マイクル・ベイデン(著者), マリオンローチ(著者), 春日井晶子(訳者)

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科学が死体に語らせる 驚異の法医学捜査最前線

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2002/11/30
JAN 9784152084606

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2009/07/26

米国法医学の第一人者が語る科学捜査、裁判の現場、その道のスペシャリストたちの風変わりな研究など。 ミステリの延長でこの手の本を読んでいる。 この本は日本人にも馴染みのあるO・J・シンプソン事件やジョンベネちゃん事件が取り上げられていて割とすんなり世界に入れた。 まず読者をモルグに...

米国法医学の第一人者が語る科学捜査、裁判の現場、その道のスペシャリストたちの風変わりな研究など。 ミステリの延長でこの手の本を読んでいる。 この本は日本人にも馴染みのあるO・J・シンプソン事件やジョンベネちゃん事件が取り上げられていて割とすんなり世界に入れた。 まず読者をモルグに誘い、検死解剖の詳細と手順を披露する。そこには作者なりのこだわりもあって、それを読んでいくうちに検死に対する作者の真摯な姿勢も見えてくる。 法昆虫学、法気象学など耳慣れない専門家の話も興味深い。 大勢の人が死体の言葉を聞くために努力しているのは本当にすごいと思う。そしてそれが決して頭でっかちにならないあたり、米国の国民性なのだろうか。 またこの本では法医学でも不可能なこと、それだけに頼ってはいけないことなどが併記してあるのもいい。 一緒にインチキな法医学者がいることも隠さず書かれている。 過去に行った検死解剖すべてを再審理される法医学者がいるなんて、想像の外だ。日本より遥かに進んでいると思われる米国の方医学界でも人手不足、資金難なんだなぁ。 もっと検死解剖が世間に知られるようになると、殺人が減ったりしないのかなぁ。

Posted by ブクログ

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