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用心棒日月抄
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社/ |
発売年月日 | 2002/11/20 |
JAN | 9784103296126 |
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用心棒日月抄
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商品レビュー
4.2
10件のお客様レビュー
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秋吉台トレイルのために前日に山口入り、1日時間を潰すことになり、スーパー銭湯的なところで時間を潰すことになって、そこの休憩室の本棚に刺さっていたのが、この本。 そんな偶然で手に取った本にしては、随分面白い作品だった。出会う時は出会うもんだなぁ。 物語は、とある事情で脱藩を余儀なくされた主人公青江又八郎、刺客からも追われる彼の用心棒稼業を描くのだが、その日常にジワジワしみ込んでくるのが、忠臣蔵の物語。 その関わりようの上手さが、さすが藤沢周平。書かれたのは1970年というのだからもう40年以上も前なのだが、時代小説は古さを感じさせないのも魅力だな。 女性の描き方など、若干現代に相容れないところはあるものの、今読んでも十分面白い一風変わった江戸市井剣劇モノ。続編もあるシリーズみたいなので、追いかけてみよう。
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昔『腕におぼえあり』というNHKのドラマがあった。 主役が村上弘明で許婚の弟に香取慎吾(子役?)敵の刺客に片岡鶴太郎。 なんだか、今考えるとめっちゃ色々と豪華な顔ぶれだった。 ドラマを知って原作を読んだのだが、ドラマより面白かった。 とにかく、主人公青江又八郎の颯爽とした生き...
昔『腕におぼえあり』というNHKのドラマがあった。 主役が村上弘明で許婚の弟に香取慎吾(子役?)敵の刺客に片岡鶴太郎。 なんだか、今考えるとめっちゃ色々と豪華な顔ぶれだった。 ドラマを知って原作を読んだのだが、ドラマより面白かった。 とにかく、主人公青江又八郎の颯爽とした生き方が格好いいのである。 小藩の重要な秘密を偶然知ったため、許婚の父に切られかかり『腕におぼえ』のある青江は思わず切ってしまい。逃げるように江戸にでる。 そして、江戸で用心棒暮らしをしながら国許からの刺客と対決する。 だんだんと、読み進むうちに国許での陰謀が明らかになっていくのだけど、それよりも圧巻だったのは、青江が用心棒仲間と見た忠臣蔵のシーンである。 外からみた忠臣蔵のシーンという視線からなのか、実に生き生きとしていた。 ■追記■ 実は、この作品には続きがある。だけどできるなら書かないで欲しかった。シリーズ最新刊まで一応読んだが、とにかく巻を追うごとに醜悪になり、最初の作品が汚されてしまうぐらい、哀しいほどの駄作に成り下がってしまっている。それは、青江が歳をとったからではなく、勢いがなったからでもなく、作者の作品に対する思いが商業的なものになってしまったからだと思う。読んでしまったものは忘れられない。けれど、なかったことにしたいものもある。颯爽とした潔さのない時代小説など、誰も読みたくはないのだから・・・。
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初藤沢、藩の秘密(家老の藩主毒殺)を知った又八郎が許婚由亀の父親に打ち明けるが、斬りかかられ返り討ちにして脱藩し江戸に向かう。江戸で生計の為大家に聞いた口入屋に通い、紹介された用心棒・人足仕事などをこなしながら家老一派からの追っ手を退ける。口入屋で知り合った髭の浪人源太夫とも仲良くなり、当時の大事件赤穂浪士の吉良邸討ち入り前の浪士の仲間との絡みを背景に江戸での生活を描く。佐伯さんの居眠り磐音を彷彿させる。人物源太夫⇒酒好き子沢山が竹村武左衛門、又八郎⇒磐音。用心棒稼業も面白い展開で先が楽しみ。 続編『 孤剣 』、『 刺客 』、『 凶刃 』(1970年代の小説の短編集)
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