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宮城谷昌光全集(第1巻) 短篇小説
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宮城谷昌光全集(第1巻) 短篇小説

宮城谷昌光(著者)

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商品詳細

内容紹介 内容:侠骨記. 布衣の人. 甘棠の人. 買われた宰相. 沈黙の王. 地中の火. 妖異記. 豊饒の門. 鳳凰の冠. 宋門の雨. 玉人. 雨. 指. 風と白猿. 桃中図. 歳月. 春秋名臣列伝 序
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2002/11/10
JAN 9784166411108

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商品レビュー

3.8

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2024/06/28

読んでいないもの 「布衣の人」を読む。 俊は姜由に出会い四つの目を持っていると言われ西北へ行きなさい、いつかは四方をみるような人になると予言される。父親に迫害されながらも孝行に励み人からは慕われ最後は中国の伝説の皇帝になったと言うお話。 「甘棠(かんとう)の人」 召の邦...

読んでいないもの 「布衣の人」を読む。 俊は姜由に出会い四つの目を持っていると言われ西北へ行きなさい、いつかは四方をみるような人になると予言される。父親に迫害されながらも孝行に励み人からは慕われ最後は中国の伝説の皇帝になったと言うお話。 「甘棠(かんとう)の人」 召の邦は周ではないのに、商の悪名高い あの酒池肉林の宴をしていた紂王を倒すために 召公と太公望が連合を組んで、どのような働きをし戦かったの話。周王朝を支えた経緯とその歴史。 周王朝の歴史の流れが掴めた。 召の邦の召公(大に間に百を2つ並べた字 せきと言う人物)の誠実さ 甘棠とはバラ科の白い花の咲く落葉小低木。その生い茂る木の下で召公は裁判をしていた。その公平さにを庶民は喜ばぬ者はおらず、この木を伐るなかれ伐るなかれ召伯が宿る所だよ、と『淮南子』に書かれている、とのこと。 R6,6,22 『地中の人』を読む。 夏王朝の史書にはない『竹書紀年』に載っている歴史の一部。 他色々、読んでいなものを中心に読んだが、他を再読してみると、そんな内容だったのかと、忘れてばかりだ。ゆっくりと何回も読んで愉しみたい。 宮城谷昌光さんの本は、自分にとって一生の物。 読んでいると落ち着く。

Posted by ブクログ

2011/08/26

「佼骨記」 曹かい(漢字が出てこない)のお話。国は魯。同期は斉の管仲。ジミーな人だけど、まっすぐで普通な感じがイイ。色々と管仲に持ってかれててうもれてしまってるけど、こういう家臣がいたから魯は持ちこたえたんだなぁ。あと管仲がしっかり悪人にしたてられててそこも好き(笑) 「布衣の人...

「佼骨記」 曹かい(漢字が出てこない)のお話。国は魯。同期は斉の管仲。ジミーな人だけど、まっすぐで普通な感じがイイ。色々と管仲に持ってかれててうもれてしまってるけど、こういう家臣がいたから魯は持ちこたえたんだなぁ。あと管仲がしっかり悪人にしたてられててそこも好き(笑) 「布衣の人」 最後の最後まで俊って誰?と思いながら読み進め、最後の一文でピシッと締められてるのが絶品。こう言うの大好き。ストーリーとしては最初から最後まで普通に経験したら不幸を背負った人なんだけど、性善は自分も周囲も救うんだという見本。 「甘棠の人」 太公望時代に一緒に戦った召公のお話。これが読みたくてこの短編を読み始めたんだけど、期待度高すぎたのかな。期待はずれな感じ。太公望を別アングルから、というにはペラすぎる。なぞってるだけ、というか。別アングルだからこそのお話が読みたかったなぁ。 「買われた宰相」 百里奚のお話。言い訳と逃げとプライドだけの男だけど生き続けて名宰相となるお話。なかなか、回りくどくてキャラが渋くて読み進めるのが辛かったけど、最後はすっきり。 「沈黙の王」 高宗武丁が即位するまでのお話。言葉がしゃべれない障害を克服し、文字を最初に定めた王。色々と神話じみすぎてるとはいえ、ドラマティックですな♪( ´▽`) 「地中の火」 寒浞のお話、といいつつ、その人誰?って感じでした。簡単にいえば夏王朝を一度滅ぼした反逆者であり、王である人。 地味だし、描き方も好き嫌いがなく書かれてるからかなんとも捉えどころなく、不思議な感じ。好きか嫌いかで言えば、「嫌いじゃない」これがぴったり。 「妖異記」 周王朝の最初の滅びの瞬間。やはり理由な女か。巻き込まれる方からしたらたまったもんじゃないけど、これはこれで一つの筋の通った生き方なんだろう。 「豊饒の門」 同じく周王朝滅亡の時の最後の良心ともいえる家臣の友とその息子のお話。妖婦の威力すごい(笑) 「鳳凰の冠」 子産のいる時代のお話。正直単調に話が進むのでちょっと読みにくい。印象としては、女は怖い、と不思議な威力と魅力のある鳳凰の冠がとても素敵にまとまってて風景として浮かんだ。 「宋門の雨」 墨翟( 墨子の方が通りがいいけど。)のお話。孔子を尊敬しながらも、儒教ではなく、自分の道を開いた人。話もとても楽しいし、キャラの描写もいいけど、何といっても、秀逸なのは題名の付け方。最初と最後を綺麗にまとめててとてもいい気分。 「玉人」 超短編。李章武のお話。燭台に映った女との恋物語…というと間違えだけどあながち間違えでもない。にしてもこの時代は葛藤一つせず人の妻に手を出すのね(笑) 「雨」 叔孫豹のお話。正直わかりずらい。主人公もどこに行きたいのかがはっきりしないので何処となくつかみどころがないのが消化不良。 「指」 主人公は疾。女好き度半端なし(笑)なんか古代中国はすごいな。うん。 「風と白猿」 原々斎(墨子の孫)のお話。珍しく探偵的なお話。嫌いじゃない。 「桃中図」 李秀のお話。身体弱いわがままっこにしか見えない(笑)そして姉たちが滑稽。桃の木から地図見つけたり、それで、部下が一攫千金とかなかなか面白展開。 「歳月」 少娥のお話。父と夫を殺された14歳の女の子の仇討ち。面白し。 「春秋名臣列伝」 ラストの書き下ろし。ある種、中国春秋時代の教科書(笑) 全670ページ。短編だけどボリューム満点。満足。でも疲れた(笑)

Posted by ブクログ

2009/11/14

「布衣の人」と「甘棠の人」、「沈黙の王」がお薦めですね。それぞれ、伝説時代、商周革命、商王朝中期が舞台のお話です。

Posted by ブクログ

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