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ぼくはうみがみたくなりました
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ぼくはうみがみたくなりました

山下久仁明(著者)

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ぼくはうみがみたくなりました

定価 ¥1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ぶどう社/
発売年月日 2002/10/01
JAN 9784892401589

ぼくはうみがみたくなりました

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商品レビュー

3.6

9件のお客様レビュー

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2024/09/28

当事者や家族への理解のきっかけとしてはかなりわかりやすい本。ただ、小説としては分かりやすすぎる気がする。神の視点による語りがややしつこく、過度に詳しく内面を描写しているため読者に想像の余地がない。また、十分に言葉を発せない自閉症者の内面が"分かりすぎてる"のに...

当事者や家族への理解のきっかけとしてはかなりわかりやすい本。ただ、小説としては分かりやすすぎる気がする。神の視点による語りがややしつこく、過度に詳しく内面を描写しているため読者に想像の余地がない。また、十分に言葉を発せない自閉症者の内面が"分かりすぎてる"のには疑問が残る。 自閉症への理解を進めるという点では効果的かもしれないが、その日に会っただけで、知識もない明日美の物分かりが良すぎるのも気になる。明日美がみたと語られる夢は、その日話を聞いただけの理解度では不可能だろう。

Posted by ブクログ

2023/06/22

2007年06月21日 17:26 自閉症について浅く知りたいのなら、小説形式で読めるのでオススメの本。 小説として読むとしたら、やや物足りなさを感じる。 話が、淳一中心に進むので、かなりのキーパーソンとも思える明日美の人となりや魅力が伝わってこなかった。 中盤、慎之介の説教とも...

2007年06月21日 17:26 自閉症について浅く知りたいのなら、小説形式で読めるのでオススメの本。 小説として読むとしたら、やや物足りなさを感じる。 話が、淳一中心に進むので、かなりのキーパーソンとも思える明日美の人となりや魅力が伝わってこなかった。 中盤、慎之介の説教とも思える自閉症についての長い説明は、うーん。 小説の中にエピソードとして織り込ませることは出来なかったのか。 淳一が思ってることが、段落を下げて書いてあるのは良い。 タイトルは、「ぼくはうみがみたくなりました」と言うよりも、 「ぼくはくるまがすきです」「ぼくはステップワゴンがすきです」というようになってしまうような気がした。もうちょっと海について書いてほしかったかも。 でも、こういう福祉系の小説はなかなか無いので、そこを書いてくれた著者には天晴れ。

Posted by ブクログ

2016/08/14

コミュニケーションは傷つくことも嫌な思いをすることもあるから、どうしても億劫になったり躊躇してしまうけれど、やっぱりいろんな人とコミュニケーションしてみることは、それ以上に何かしら感じるものがあるものなのかもしれない。こういう作品を伝えていく、届けていく、それがジンケンケイハツの...

コミュニケーションは傷つくことも嫌な思いをすることもあるから、どうしても億劫になったり躊躇してしまうけれど、やっぱりいろんな人とコミュニケーションしてみることは、それ以上に何かしら感じるものがあるものなのかもしれない。こういう作品を伝えていく、届けていく、それがジンケンケイハツの弱いところ。映画鑑賞が楽しみ。

Posted by ブクログ