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湯川秀樹の世界 中間子論はなぜ生まれたか PHP新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | PHP研究所/ |
発売年月日 | 2002/12/10 |
JAN | 9784569625171 |
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湯川秀樹の世界
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商品レビュー
3
2件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
湯川秀樹の生涯をその時々の歴史に照らし合わせて紹介している。 ノーベル賞を受賞するまでが語られており、晩年の記述は乏しい。 読んでいて、湯川秀樹がノーベル賞をとれたのは、周りのサポートがあってこそであるということが感じられた。特に妻スミの存在は大きかったと思われる。 また若いころから、世界の第一線で活躍している学者をライバル視していたり、当時の日本という環境を見ればやはり非凡な人物であったのだろう。
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著:中野不二男 ファインマンシリーズは結構読んだのだが、 わが日本のノーベル賞をとった物理学者である 湯川秀樹についてはまったくしらなかった。 ゆえに手をだしたこの1冊。 ただ単純にすごいとおもった。 彼がノーベル賞をとった要因には、 彼の時代背景、 家族環境(とくに奥さんの...
著:中野不二男 ファインマンシリーズは結構読んだのだが、 わが日本のノーベル賞をとった物理学者である 湯川秀樹についてはまったくしらなかった。 ゆえに手をだしたこの1冊。 ただ単純にすごいとおもった。 彼がノーベル賞をとった要因には、 彼の時代背景、 家族環境(とくに奥さんの献身的な働き) 彼の天才的な素質(言うまでもありませんが) などが複雑に絡み合っている。 この時期の物理学と戦争はあらゆる面で切っても切り離せない。 そんな複雑な時代に、 理論という武器で中間子論という フロンティアを切り開いた。 戦後の日本の物理学の繁栄は彼によるところが大きかったと思う。 そして、後にノーベル賞をとる朝永、 湯川をノーベル賞に推薦した長岡、 湯川の師匠的存在の仁科(私と同じ誕生日です)など この時代には偉大な科学者がひしめいていたと 再び感じた。 あんまり今まで、これらの科学者について 本を読んだりしたことはなかったので これから読んでいこうと思う。 そいして、中間子論の論文をゲットして ちょっと読んでみようとも思った。 わかるのか疑問ですが・・・。
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