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山岡鉄舟
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山岡鉄舟

小島英煕(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本経済新聞社
発売年月日 2002/11/14
JAN 9784532164348

山岡鉄舟

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2012/03/10

西郷隆盛と勝海舟の会談をまとめるために敵陣に飛び込んで西郷の元までたどり着き、無益な戦争を避けて大政奉還と江戸の街と城の無血受け渡しを説得した人だと言う。 西郷に「命も名も官位も金もいらぬ人は、始末に困るものなり。この始末に困る人ならでは、艱難を共にして国家の大業は成し得られぬ...

西郷隆盛と勝海舟の会談をまとめるために敵陣に飛び込んで西郷の元までたどり着き、無益な戦争を避けて大政奉還と江戸の街と城の無血受け渡しを説得した人だと言う。 西郷に「命も名も官位も金もいらぬ人は、始末に困るものなり。この始末に困る人ならでは、艱難を共にして国家の大業は成し得られぬなり」と言わせた。 無我無私の志を持った人は駆け引きが利かないから始末が悪いと言いながら、心を割って本音で意見を交わすには欠かせなかった人だったようだ。 彼なくして西郷と勝の会談は無かっただろうと言うことのようだ。 体が大きく勝気でやり出したらとことんやりきる人だったようだ。 剣道に書道に禅に打ち込み、受け継いだ財産も兄弟に渡してしまい、仕事もなくなってからは畳まで売り払い下駄もなくはだしで歩いていたと言うほどに、貧乏をいとわずに幸福な社会のあり方や真理の追究に余念がなかったようだ。 さぞかし奥さんが苦労しただろうと思ったが、惚れ込んできた押し掛け女房のようで、色ごと以外にはさほど不満もなく、むしろ応援することに徹していたようである。 色恋の研究にも打ち込み、男と女に分かれていることに対して何故だろうと、女房に漏らしていたと言う。 私にとって海舟も松陰も魅力的な人だけれど、山岡鉄舟はあこがれの人物と言えるかもしれない。

Posted by ブクログ

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