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アメリカ新上流階級 ボボズ ニューリッチたちの優雅な生き方
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アメリカ新上流階級 ボボズ ニューリッチたちの優雅な生き方

デイビッドブルックス(著者), セビル楓(訳者)

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アメリカ新上流階級 ボボズ ニューリッチたちの優雅な生き方

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社/
発売年月日 2002/08/30
JAN 9784334961305

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商品レビュー

4

5件のお客様レビュー

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2018/07/07
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※このレビューにはネタバレを含みます

贅沢にお金をださない。必要なものだけに大金を使う。 仕事と関係ないものでも、プロも満足する品質だとおもわれるものは投資しても許される つまらないことに完璧主義 肌触りは粗いほうがよい 謙譲の美徳を知っている 馬鹿馬鹿しいこだわり商品を買う 同じものは買わない、値段はきにしない

Posted by ブクログ

2017/11/26

私が好きな橘玲が紹介していた本だったので、読んでみました。 情報化時代のエリートはブルジョア・ボヘミアンと呼ばれており、ブルジョア(Bourgeois)、ボヘミアン(Bohemian)の最初の2文字を取って、BOBOと呼ばれている。そのBOBOの生態を描いた本です。 ブルジョ...

私が好きな橘玲が紹介していた本だったので、読んでみました。 情報化時代のエリートはブルジョア・ボヘミアンと呼ばれており、ブルジョア(Bourgeois)、ボヘミアン(Bohemian)の最初の2文字を取って、BOBOと呼ばれている。そのBOBOの生態を描いた本です。 ブルジョアは生真面目な、実利本位の人種、伝統と中産階級の道徳を守る人種で、企業で働き、郊外に住み、教会に通っていた。ボヘミアンは因習を嘲弄し、自由を愛し、芸術家であり、インテリである。ボヘミアンは革新的だった1960年代の代表者であり、ブルジョアはビジネスマインドを持った80年代のヤッピーを代表していた。それが現在、ほとんどの人たちの間では、反体制的志向と、世俗的な出世を求める保守的志向とがごちゃ混ぜになり、カウンタカルチャーの60年代と出世主義の80年代が1つの社会的ムードの中で共存している。 BOBOのライフスタイルは、こだわりが強いものの、ブランド品と言った物欲的なこだわりではなく、あくまで生活を豊かにするためのこだわり、例えば料理を作るためのキッチンにはお金をかけることを厭わない、アウトドア指向でその道具にはこだわる、セックスは精神を豊かにするためのもので、快楽を求めるためには勉強をいとわない、等々といったインテリ的で生活に密着した自然志向のライフスタイルです。 この本が出版されたのは2002年で、丁度情報化社会が本格化した頃だったので、BOBOのライフスタイルは、新鮮味を持って受け入れられたと思いますが、インターネットがスマホと共に社会の隅々まで行きわたっている現在では、そのライフスタイルはあまりに当たり前過ぎる感があります。だからこそ、その反動で、米国では中産階級になれなかった階層の指示を集めていて、超保守にみられるトランプ大統領が誕生したのかもしれませんね。

Posted by ブクログ

2016/01/01

いつの時代も、新しい潮流やイノベーション、パラダイムシフトを起こす原動力は、「ハイブリッド」である。 この本で述べられている、アメリカの新上流階級ボボズも同じだ。 WASPとカウンターカルチャーのハイブリッド、ブルジョアとボヘミアンのハイブリッドである。 人物像としてまず思いつく...

いつの時代も、新しい潮流やイノベーション、パラダイムシフトを起こす原動力は、「ハイブリッド」である。 この本で述べられている、アメリカの新上流階級ボボズも同じだ。 WASPとカウンターカルチャーのハイブリッド、ブルジョアとボヘミアンのハイブリッドである。 人物像としてまず思いつくのは、スティーブ・ジョブズだろうか。マーク・ザッカーバーグなんかも、一見ボボズっぽいが、彼は非常にクリーンで精錬なイメージがあるから、むしろ古いタイプの上流階級なのかもしれない。 それにしても、この本が書かれたのはもう10年以上前。この本を読んだ後では、「精神的充足」「自己実現」「多様性」だのといった、いかにも「今の時代っぽい」表現は、かなり古臭く聴こえてしまうものである。 また、ボボズの潮流は1960年頃からだと書かれているから、40〜50年かけて時代の主流になったということなので、ひょっとするともう次の新しい人々が現れているのかもしれない。 次の時代を作るのは、ボボズと何のハイブリッドで、それはどんな人たちなのであろうか?? 前述したように、「ハイブリッド」という多様性こそが世の中を変える原動力になると感じている。特に、ボボズのように、主流と反主流が(うまく)交わったときの力の大きさは、まさに破壊的イノベーションであろう。今の時代の何が主流で、何が反主流なのかを見極めることが、次の時代を読み解く視点のヒントと考えている。

Posted by ブクログ

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