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増補改訂・日蓮 その行動と思想
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 太田出版 |
発売年月日 | 2002/07/15 |
JAN | 9784872336870 |
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増補改訂・日蓮
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とても読みやすい日蓮伝。自分が持ち得なかった視点とスタンスを与えられ、日蓮の可能性と限界を学んだ。 増補された「二人の日蓮」のみ若干難解か。 ・出生日2/16の信憑性はいかがか。釈尊滅後の翌日というのが神聖化を図っているのでは。 ・当時、初等教育を受けられるという意味で、施陀羅...
とても読みやすい日蓮伝。自分が持ち得なかった視点とスタンスを与えられ、日蓮の可能性と限界を学んだ。 増補された「二人の日蓮」のみ若干難解か。 ・出生日2/16の信憑性はいかがか。釈尊滅後の翌日というのが神聖化を図っているのでは。 ・当時、初等教育を受けられるという意味で、施陀羅が子なりはない。宣教にあたっての最下層への共感ではないか。但し、辺境である東国出身は鎌倉仏教始祖で日蓮のみ、貴族層でないのは、日蓮と法然のみ。 ・死と社会の問題を自らの課題に。 ・浄土教への傾倒と疑惑。 ・京畿遊学時の田舎言葉のコンプレックスの克服。 ・宗教の五綱の強調は時によって強調点が異なった。 ・師に出会えず、経に出会った。 ・謗法の意識は外へは折伏、自分には罪業感に。 ・道善房は天台系念仏。 ・日蓮は最初の立正宣言の時から裁判(問注)に強かった。 ・天災をめぐる親鸞(諸行無常)との違い ・問答形式は日蓮の文章の特色の一つ。外に向かっては先行仏教諸宗との緊張関係、思索の面では自己の内奥にくいこんでいくもの。 ・勧持品、不軽品の採択。安楽行品の拒否。 ・唱題じたいは9世紀には見られる。 ・身延での撰時抄で、五綱の序が師に変わっている。 ・マンダラが大きいのは宗教生活の中心に据えられていた。個人の場合も集団の場合もありうる。 ・臨終の相の重視。
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