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蔦屋重三郎 江戸芸術の演出者 講談社学術文庫1563
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蔦屋重三郎 江戸芸術の演出者 講談社学術文庫1563

松木寛(著者)

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蔦屋重三郎 江戸芸術の演出者 講談社学術文庫1563

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 2002/09/10
JAN 9784061595637

蔦屋重三郎

¥935

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2011/03/21

蔦谷重三郎に興味があるのだけれど、彼に関する本で、今、手に入るものはすごく少ない。その少ない中で、手に入った数少ない本だ。 蔦谷の起業から全盛に至るまでの業績をざっと知ることができる。山東京伝、歌麿、写楽といった、蔦谷とセットで語られる作家以外の作家との仕事についても触れられて...

蔦谷重三郎に興味があるのだけれど、彼に関する本で、今、手に入るものはすごく少ない。その少ない中で、手に入った数少ない本だ。 蔦谷の起業から全盛に至るまでの業績をざっと知ることができる。山東京伝、歌麿、写楽といった、蔦谷とセットで語られる作家以外の作家との仕事についても触れられており、蔦谷入門本にはなる。 ただ、出版人としての蔦谷について知りたい!と思って手に取ると、ちょっと物足りない。 著者自身が(おそらくは)蔦谷その人よりも浮世絵、出版論よりも美術論に興味があるため、浮世絵とその作家に関する記述に気合いが入りすぎ、蔦谷の本でありながら、蔦谷が時折おざなりになることがある。 また、浮世絵が好きであるがために、才能高い浮世絵師達を発掘した蔦谷をべた褒めしすぎて、「いや想像でそこまでいくとちょっと深読みしすぎでは?」と思うところがあるのも気になった。 どっちかというと、浮世絵について知りたい浮世絵初心者にお薦めかもしれない。 浮世絵に興味ある、でも漠然と見てるだけ、という人にとっては、蔦谷という軸で浮世絵作家の興隆を見ていくことで、江戸文化の流行の移り変わりや各作家の関係性がつかめるだろう。 実際、私は浮世絵とその作家に対する見方が整理されて、浮世絵を理解しやすくなった。

Posted by ブクログ

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