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おーい、宗像さん
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 2002/07/30 |
JAN | 9784062112888 |
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おーい、宗像さん
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商品レビュー
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
秋山駿が出てくる。主人公の男は佐藤さんという名前で、日大芸術学部の講師になる男だという。では、宗像さんとは誰なのだろう。読み終わった今、そんな思いが頭のなかにこびりついている。 読んでいてだんだん哀しくなる。それが佐藤洋二郎さんの文章の特長だ。人生って辛く哀しいものだなとおもい、絶望し、教訓にし、作中の人物を不安な眼で見ている。近頃はこんな苦しい小説に出会ってこなかった。ぼくのなかにある苦しい気持ちと共鳴する。読みたくないとおもいながらも、この苦しさを人生をもって教えてくれることに感謝している。今まで佐藤洋二郎さんの作品は、「湿地」、「運動会」、「東池袋」、「福猫小判夏まつり」、「妻籠め」と読んできた。暗さのなかで持つ明るさというものに心打たれたのが「運動会」だった。「おーい、宗像さん」は宗像さんを通じて人生の持つ理不尽なほどの哀しみが読むこちら側に押し寄せてくる。僕もこうなんだという気になってきて、泣きたくなってしまう。それでも生きていく、ということは時折り、小説やドラマや映画のテーマにしばしばなることがあるけれど、僕はこの小説からいちばんそのことを感じた。
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小説家となった主人公と、いつかは小説を書く、と語る友人との話。夢や希望というより、なるようにしかならない、という諦観が強い作品と感じました。僕は宗像さんと仲良くは出来ないやろなぁ、と思いながら読みました。
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