1,800円以上の注文で送料無料

帝都異聞 小学館文庫
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫

帝都異聞 小学館文庫

草薙渉(著者)

追加する に追加する

帝都異聞 小学館文庫

定価 ¥680

220 定価より460円(67%)おトク

獲得ポイント2P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館/
発売年月日 2002/07/04
JAN 9784094100136

帝都異聞

¥220

商品レビュー

2.5

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2010/05/28

美形で婦女子にモテモ…

美形で婦女子にモテモテの雨森青年が、熱い記者魂を胸に帝都に出張するが、結局はその若さと経験不足故に、帝都の熱に浮かされてしまう。今でもそうですが、警察に取り調べに対してものすごく疑問を抱く作品でありました。

文庫OFF

2012/10/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 アマチュア小説家の書いた力作といった感じ。  セリフ回しがなんとなく素人くさいと早々に思いはしたものの、好きな時代が舞台であることも手伝って、中盤までは面白かった。全体を通して、年嵩の作者にしか書けないような、滋味みたいなものがあるとも思った。  でも、半分を過ぎたあたりから、何がこの小説の核なのかわからなくなった。大久保卿暗殺なのか、主人公雨森の成長なのか、時代の奔流そのものなのか、それとも……。または雨森が巻き込まれる事件には何か隠された真実があって、それが大久保卿暗殺にも関わってくるというようなミステリーになるのかとも思ったが、何もかもが中途半端に空中分解してしまった印象を受ける。  雨森も、純真な熱血漢かと思いきや、処女じゃないとイヤだと言ってみたり、徴兵を逃れたいと言ってみたり、意外に自己中心的で好きになれない。山戸や海渡はよいキャラだった。  大久保利通をはじめ、川路利良、木村荘平など実在の人物が登場してきた意義は、あまり感じられなかった。調べ物の成果に説教くさい人生訓を絡めて、小説形式にまとめて披露したような作品で、プロの作品としては物足りない。  ただ、その説教をありがたく拝聴してもかまわないとは思えたので、★は2つにしてみた。  『るろうに剣心』とほぼ同時代なので、好きだった人はそれなりに楽しめるかもしれない。ただし鹿児島県民は、怒り狂わないか心配なので、読まないほうがいいと思う。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品