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山頭火随筆集 講談社文芸文庫
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山頭火随筆集 講談社文芸文庫

種田山頭火(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2002/07/10
JAN 9784061983021

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商品レビュー

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2015/01/23

種田山頭火は、“自由律俳句”と呼ばれる独特な句を多く残しているが、その作品を選んだモノ、同人誌等に寄せた文章、「行乞記」と呼ばれる旅の記録の抜粋、編者による彼の人生や文学の解説と詳しい年譜が盛り込まれた一冊だ… 「実に手軽に読める文庫本」でありながら、豊富な内容を詰め込んで、“漂...

種田山頭火は、“自由律俳句”と呼ばれる独特な句を多く残しているが、その作品を選んだモノ、同人誌等に寄せた文章、「行乞記」と呼ばれる旅の記録の抜粋、編者による彼の人生や文学の解説と詳しい年譜が盛り込まれた一冊だ… 「実に手軽に読める文庫本」でありながら、豊富な内容を詰め込んで、“漂白の俳人”の作品や人物を紹介する「格好の入門書」である。

Posted by ブクログ

2009/12/12

「物を味わふ、それこそが生きるということなのだ」。初めて読んだとき衝撃を受けた。ラーメンを食べるのも本を読むのも、あるいは歯を磨くのも風呂に入るのも、僕にとってそれはただ単に手段であって消費すべき対象に過ぎなかった。  味わう、それを本当に地で行っている人間がどれほどいようか。キ...

「物を味わふ、それこそが生きるということなのだ」。初めて読んだとき衝撃を受けた。ラーメンを食べるのも本を読むのも、あるいは歯を磨くのも風呂に入るのも、僕にとってそれはただ単に手段であって消費すべき対象に過ぎなかった。  味わう、それを本当に地で行っている人間がどれほどいようか。キンモクセイの香りも、肌が凍りつく寒さも、多くの人間が気にせず生きているのではないか。  種田山頭火の随筆は、私たちがみな詩人であること、詩人であるべきだということを気づかせてくれる。  目で楽しみ、肌で感じ、鼻で嗅ぎ、音で驚く。あるいは舌でひと時の幸福を感じる。これこそが生きることだ。そしてほとんどの人が備わっているその能力こそが人を詩人にし、生を確実なものとしているのだ。  この本を読んでから私は、物を大切にするようになった。水を必要な分だけきっちりと使うようになった。漠然と音楽を聴くのではなく、真剣に音と向き合うようになった。学校に行く通りに人様の庭に咲いている花に気づくようになった。  僕にとってこの本は、人生の指針を根底から変えることとなった本。ときどき、人生に慣れきってしまったとき、再び読み返して再発見している。

Posted by ブクログ

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