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大盗の夜 土御門家・陰陽事件簿

澤田ふじ子(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社/
発売年月日 2002/07/25
JAN 9784334923624

大盗の夜

¥110

商品レビュー

3.5

3件のお客様レビュー

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2023/05/08

いい意味で裏切られました。 陰陽師というと、呪術使いの様なイメージがありましたが、実際は陰陽寮とは今の文部科学省の様な役割で、陰陽師とは、今で言う最先端の科学技術に長けた人だったのでしょうね。 そして学識を持つと同時に、人々の暮らしにまで目を向け、責任も持つ陰陽師。 この後どんな...

いい意味で裏切られました。 陰陽師というと、呪術使いの様なイメージがありましたが、実際は陰陽寮とは今の文部科学省の様な役割で、陰陽師とは、今で言う最先端の科学技術に長けた人だったのでしょうね。 そして学識を持つと同時に、人々の暮らしにまで目を向け、責任も持つ陰陽師。 この後どんな物語が展開していくのか楽しみです。

Posted by ブクログ

2015/04/10

土御門家・陰陽事件簿 と、してあり、安倍清明の名が、頭にかすめたが、其の流れをくむ土御門家が、朝廷からの任命で、譜代の陰陽師の役にあたり、全国の陰陽師の支配を命じられて行くと、記載されている。 この本は、譜代陰陽師の笠松平九郎が、主人公だが、おどろおどろしい妖怪、魔物、鬼、蛇、...

土御門家・陰陽事件簿 と、してあり、安倍清明の名が、頭にかすめたが、其の流れをくむ土御門家が、朝廷からの任命で、譜代の陰陽師の役にあたり、全国の陰陽師の支配を命じられて行くと、記載されている。 この本は、譜代陰陽師の笠松平九郎が、主人公だが、おどろおどろしい妖怪、魔物、鬼、蛇、等が、出てこないで、日常の生活においての犯罪を食い止める話であり、まったりと読めるのがいい。 年頭から、神社参拝で、先ずは、おみくじを引く日本人は、人相見、手相見、星占い、等、占いが好きである。 今では、テレビも、朝の占いコーナーが、あるぐらいで、浸透している位だから、昔の時代は、庶民の相談役、日々の日常の不満や出来事を聞いてくれる人として、犯罪の発生も防いでいたのであろう。 7話の話が、書かれているが、表題の「大盗の夜」は、題名は怖そうだが、お宮のおばばさまの人徳のある人柄が、伺えるのに、凄い野心があったのが、面白かった。 庶民の姿を、事件簿として、扱って行く人情味のある物語である。

Posted by ブクログ

2013/02/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1作目 公事宿もだけど、今回の陰陽師もこんな仕事があるのか~。 ただ、どちらももう少し活かせるんじゃないのかな、という勿体なさがある。なんでだろう。 陰陽師っていうと平安時代が舞台と思い込みがちで、この本も最初はいつなのかちょっと混乱。江戸時代だった。 「不思議は天の理が現れたものも、人の心が現わすものとの二つに分けられる。人のそれは、その性から起こされ、こちらは突き詰めていけば、多くがはっきりする不思議じゃ。陰陽師のなすべきは、人の性がどうあるかを見極め、いかにすれば穏やかに暮らしていけるかを、指し示してやることだと思うがよかろう」 闇の猿 夜叉神堂の女 鬼火 鵜塚 大盗の夜 縞揃女油地獄 朧夜の橋 大盗のおババがかっこいい。 油地獄は真田広之が油でのたうちまわるシーンを思い出した。 自分の右手中指の二節目をつい見てしまう。 相変わらずドーナツのように主人公の笠松平九郎より、その周りの登場人物がいい。 家司頭の赤沼頼兼、土佐久栄、最後に出てきた太田宗信。 ちょっと色っぽい話もあって公事宿より面白かった。

Posted by ブクログ

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