大金持ちになる人の考え方

デイヴィッド・J.シュワルツ(著者), 弓場隆(訳者)

• 販売会社／発売会社: ダイヤモンド社/
• 発売年月日: 2002/05/13
• JAN: 9784478732168

商品レビュー

2019/10/29

簡単な言葉で生きていく上で大切な考え方を示している。考え方に対する具体例な対処法も随所に盛り込まれており自分の身につけることで人生が豊かになると感じる。

・人生の大切なことに的を絞る
・客の求める最高の結果を聞き出すことで解決策がすぐに見つかる
・恐怖心は無知から生じ、準備により自身を生む

2016/10/23

お金持ちになるための心がまえを説いた本。

具体的に｢こうしなさい！｣というステップが書いてあるわけじゃないんだけど、概念として参考になる。

一番印象に残ったのは、｢人にたくさん与えると、たくさん返ってくる｣という話。また、何かを与えるときに、引き算でなく足し算で与える、という話。
商品でもなんでも、少し多めに渡すと、その中の少しが使い物にならなくても｢損した！｣って気持ちが相手の中に湧き上がらないという話は、なるほどなぁ、と思った。ちょっとだけサービスしてくれるところって、印象いいよね。
足し算方式で渡すというのは、キャンディ500グラムを買う客に対して、キャンディの重量を測るのに、いっきに800グラムくらい計りに載せて、300グラムぶん減らしていくのではなく、200グラムくらいから始めて少しずつ足していく、という方式。確かにねー！減らされていくと、損した感あるんだよね。

こういうのも、やっぱりお客さんのことを真剣に考えて、精いっぱいのサービスをする、という精神からくるものだと思う。この本に何度も書いてあるとおり、熱意が大事なんだな、と思った。

あと、収入の15パーセントを投資に回す話！私も少しずつ考えていこうと思った。塵も積もればなんとやら。

2016/09/10

読みたかったのは『大きく考えることの魔術』であるが、とりあえず同じ著者のこちら。
最近ヒットしている同系統の本は、良本であってもどこかで読んだような似たような内容になるけれども、この本には既視感がなく、強い説得力を感じられる。簡潔でどこを読んでも無駄がない。
第3章のタイトルが”大きく考えて、小さく行動しよう。”小さな違いにも注意を払えということであるが、『大きく考えることの魔術』につながる内容でしょうかね。
最近のビジネス系自己啓発本に飽きた方におすすめ。この翻訳本は出版が2002年と古いが、内容に古さを感じないのは良本の証拠ですよ、多分。