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静かな水 正木ゆう子句集
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静かな水 正木ゆう子句集

正木ゆう子(著者)

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静かな水 正木ゆう子句集

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 春秋社
発売年月日 2002/10/17
JAN 9784393434154

静かな水

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2022/01/10

「水の地球すこしはなれて春の月」「引力の匂ひなるべし蓬原」「鶯の喉に日のさす声ならむ」「オートバイ内股で締め春の月」「揚雲雀空のまん中ここよここよ」「鈍痛に貼るいちまいの紫雲英田を」「母の日に母にだらだらしてもらふ」「海鞘切れば海ほとばしる刃先かな」「螢とぶ闇縫ひ合わせ縫ひ合わせ...

「水の地球すこしはなれて春の月」「引力の匂ひなるべし蓬原」「鶯の喉に日のさす声ならむ」「オートバイ内股で締め春の月」「揚雲雀空のまん中ここよここよ」「鈍痛に貼るいちまいの紫雲英田を」「母の日に母にだらだらしてもらふ」「海鞘切れば海ほとばしる刃先かな」「螢とぶ闇縫ひ合わせ縫ひ合わせ」「聞こえしは虹のこはれし音ならむ」「かたつむりほどの殻欲しひとり棲まむ」「木をのぼる水こそ清し夏の月」「緑陰のそれは傀儡を入れし箱」「ちちははの在世在宅金魚玉」「にはとりの疾駆一瞬立葵」「魔がさして糸瓜となりぬどうもどうも」「闘争に飽きて海鼠に生まれたる」「産むゆめも死ぬゆめも見つ寒椿」「春の月水の音して上りけり」

Posted by ブクログ

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