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母権制序説 ちくま学芸文庫
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母権制序説 ちくま学芸文庫

J・J.バハオーフェン(著者), 吉原達也(訳者)

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母権制序説 ちくま学芸文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/
発売年月日 2002/05/08
JAN 9784480086983

母権制序説

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2014/01/12

バハオーフェンさんの名前を知ったのは、2012年に読んだ自然人類学者のヘレン・E・フィッシャーさんが書かれた『愛はなぜ終わるのか―結婚・不倫・離婚の自然史』の中だったと思う。それからなんとなく気にかかっていて、2013年の9月に読んだクロソウスキーさんの『古代ローマの女たち――あ...

バハオーフェンさんの名前を知ったのは、2012年に読んだ自然人類学者のヘレン・E・フィッシャーさんが書かれた『愛はなぜ終わるのか―結婚・不倫・離婚の自然史』の中だったと思う。それからなんとなく気にかかっていて、2013年の9月に読んだクロソウスキーさんの『古代ローマの女たち――ある種の行動の祭祀的にして神話的な起源』の書き出しにその名前が現れて、これはなんとかして読まないとと思っていて、やっと読んでみた。 バハオーフェンさんはギリシャ文化以前に女性の支配する母権制という社会体制があったのではないかと想像している。いや、おそらく彼は確信しているのじゃなかろうか。 わたしはヒトの完全態は女性であって、環境変化に対応して種として存続することが有利なように個体の多様性を作り出すために、生殖活動において遺伝子情報を撹乱することが男性のその本質的役目じゃないかと考えているので、基本的に女性を崇拝している。なので、バハオーフェンさんの感じ方がとても自然に入ってくる。 なんにせよ昔はよかったというものではないが、「そもそもはどうっだったんだろう?」ということを考えてみるのも今を生きるためにはひとつのアプローチじゃないかと思うのでとても興味が出た。なんせ日々男女の関係に悩むのである。というわけで単行本2冊で1300ページ以上ある全訳版『母権制―古代世界の女性支配 その宗教と法に関する研究』上下巻を図書館から借りることにしました。 しばらく古代ギリシャ以前の世界へタイムスリップしたいと思います。 Mahalo

Posted by ブクログ

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