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大阪の中世前期
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大阪の中世前期

河音能平(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 清文堂出版/
発売年月日 2002/04/15
JAN 9784792405120

大阪の中世前期

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2015/09/20

堀野氏からの宿題。 第四章 中世前期大阪の荘園と公領 第三節 摂津国の荘園と公 に豊中に関わる部分つまり垂水西牧・垂水荘、の記述がある。 「渡辺津」の記述ではもう少し地図がないとわたしのような門外漢には地理的な位置関係が思い浮かばず読みにくかったので、『淀川ものがたり』(読売連合...

堀野氏からの宿題。 第四章 中世前期大阪の荘園と公領 第三節 摂津国の荘園と公 に豊中に関わる部分つまり垂水西牧・垂水荘、の記述がある。 「渡辺津」の記述ではもう少し地図がないとわたしのような門外漢には地理的な位置関係が思い浮かばず読みにくかったので、『淀川ものがたり』(読売連合広告社)掲載の淀川流域図を参考にした。 第四章第三節の味原牧・草苅散所・淡路荘 に、日本の古代貴族が中国・朝鮮から牛の牧畜技術とともに、牛乳や乳製品(蘇=チーズ、酪=ヨーグルト)を食用する習慣も受け入れたが、一般社会にまではひろまらなかったし、平安時代を過ぎて13世紀に入るとこの習慣は王朝貴族の間でも忘れられていった。またこの時も日本では狩猟と漁労によって蛋白質が十分に摂取できていたので、食用のための牧畜は行われていなかったこと、死んだ牛の皮をはいで売り、その所得を典薬寮に貢納していた味原牧の住民が死の穢れに触れたものとして差別されることはなかった、との記述があり興味深い。 また、第七章 淀川にまたがった北摂人一揆において、中世前期に北摂で活躍した西国御家人芥河氏と共存共栄をはかった岡氏について、高槻市史第1巻で豊島郡岡の地(豊中市岡町)を本拠に成長した開発領主で…としたが、天和二年(1682)の在地史料で、十七世紀中期に百姓が各村の領主や町奉行に願い出て原田神社の社地を借り受け、原田郷七カ村の人々が移住してできた出在家(でざいけ、新興在郷町)であると実証されたので、間違いだったとある。これは平凡社の『大阪府の地名 1』にあるらしい。

Posted by ブクログ

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