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女歌の百年 岩波新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店/ |
発売年月日 | 2002/11/20 |
JAN | 9784004308133 |
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女歌の百年
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商品レビュー
4.4
5件のお客様レビュー
大変読み応えがあった。現代と違って女性があらゆる自由許されなかった時代に、短歌という媒介を通して自由と愛を訴えてきた女性たちのそれぞれの生涯や代表的な作品を知れる。
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『みだれ髪』から『サラダ記念日』までの女性歌人の作品と生涯を辿ったもの。もともとNHKのテキストだっただけのことはあり、読みやすい。与謝野晶子、岡本かの子、中城ふみ子など、道浦さんと同じく情熱的な作風の歌人についての解説が、とくに面白かった。
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近代短歌は、与謝野晶子と斉藤茂吉によって確立され、その後の2大潮流をも形作ったと思うのだが、茂吉が万葉ぶりにおいて普遍性をおのずと有していたのに対して、晶子はまさにそのまごうかたなき近代性においてこそ普遍的であったのだ。女歌の百年という時、それは晶子の切り開いた歌の世界とその継承...
近代短歌は、与謝野晶子と斉藤茂吉によって確立され、その後の2大潮流をも形作ったと思うのだが、茂吉が万葉ぶりにおいて普遍性をおのずと有していたのに対して、晶子はまさにそのまごうかたなき近代性においてこそ普遍的であったのだ。女歌の百年という時、それは晶子の切り開いた歌の世界とその継承であった。本書で紹介される晶子と同時代の山川登美子、茅野雅子も、一見地味なようだが、実はきわめて個性的だ。折口信夫に叱咤激励されずとも、近代以降の女歌は健在であるばかりか、その前衛性においてさえ、男歌を凌駕していたのではないか。
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