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濁流(上) 企業社会・悪の連鎖 角川文庫
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濁流(上) 企業社会・悪の連鎖 角川文庫

高杉良(著者)

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濁流(上) 企業社会・悪の連鎖 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/
発売年月日 2002/11/25
JAN 9784041643167

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商品レビュー

3.2

5件のお客様レビュー

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2010/05/28

金次第でいかようにも…

金次第でいかようにも筆を曲げる、ブラックジャーナリズム経済誌を描いた作品。傲岸不遜な社長など、かなり現実性の高い作品に仕上がっているようだ。上下巻合わせて是非。

文庫OFF

2010/05/28

『取り屋』と呼ばれる…

『取り屋』と呼ばれる、『会社のスキャンダルを嗅ぎつけては、ペンの脅しで「落とし前」をつけさせる1種のブラックジャーナリズム』の話。日本の裏社会は本当にどうなっているのだろうと思う。濁っていると言うよりは、本当にどうしようもないくらい腐っているのではないかと訝ってしまう。

文庫OFF

2015/06/28

今回の作品も実在の人物をモデルに書いた経済小説。 その当事者が誰かかをどことなく匂わせつつ 様々な実在する登場人物や人間関係をリアルに 描写させるのも高杉小説の特長かと。 経済新聞社ののワンマン社長の秘書役が主人公で 日々振り回されつつも、野心を持って娘婿になり 若手とボードだ...

今回の作品も実在の人物をモデルに書いた経済小説。 その当事者が誰かかをどことなく匂わせつつ 様々な実在する登場人物や人間関係をリアルに 描写させるのも高杉小説の特長かと。 経済新聞社ののワンマン社長の秘書役が主人公で 日々振り回されつつも、野心を持って娘婿になり 若手とボードだけでなく、義父と妻との板ばさみという さながらメロドラマのような展開に。 本作の特徴は、女性が非常にパワーを持っていること。 作品舞台が1990年代初頭であることを考慮すると 高杉の先見の明を如実に表している作品とも 15年以上経った今だからこそ言える。

Posted by ブクログ