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翼よ、北に
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | みすず書房 |
| 発売年月日 | 2002/08/09 |
| JAN | 9784622048688 |
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翼よ、北に
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商品レビュー
5
3件のお客様レビュー
本作に関しては…(やや失礼ながら)“俄か通信士”のようになって、夫の調査飛行に同行することになった著者の、そのまた後ろをこっそりと追い掛けて、彼らの旅に同行しているかのような、不思議な気分で愉しく読むことが出来る一冊である。 当初、「“1931年の根室”の描写」を期待したが…...
本作に関しては…(やや失礼ながら)“俄か通信士”のようになって、夫の調査飛行に同行することになった著者の、そのまた後ろをこっそりと追い掛けて、彼らの旅に同行しているかのような、不思議な気分で愉しく読むことが出来る一冊である。 当初、「“1931年の根室”の描写」を期待したが…より強い印象が残って、詳しく描かれるのは、国後島の漁師一家の件や、霧の中を難儀して急遽着陸した海岸での日本の船との間での出来事である…根室に関しては…俄かに霧が深くなった千島列島で気象情報を請い、根室と交信を試みると「ようこそ日本へ!リンドバーグ大佐殿!」と慇懃な挨拶が何より先に出て来て、「紳士の国!?」と驚くという話しが出て来る… 著者本人も、名声を得ていた夫の“余慶”で著作が一定程度支持されたのでは、と感じていた経過も在ったようだが…断じてそんなことではない。本作は面白い!!
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リンドバーグの偉業については知るところだったが同行した妻のアン・モローリンドバーグの文才は本書を読むまで知らなかった。 綴られる文からは限りなく自由に満ちた空と危険な空の様子が表裏一体であり、アンの瑞々しい感受性によって彩られた文の美しさが際立つ。特に日本に関する記述部分は必見。...
リンドバーグの偉業については知るところだったが同行した妻のアン・モローリンドバーグの文才は本書を読むまで知らなかった。 綴られる文からは限りなく自由に満ちた空と危険な空の様子が表裏一体であり、アンの瑞々しい感受性によって彩られた文の美しさが際立つ。特に日本に関する記述部分は必見。幕末や明治以降、多くの外国人が日本を訪れ滞在記を記しているがここまで日本や日本人の本質性を読み取った外国人は数少ないだろう。 P248 「サヨナラ」を文字どおりに訳すと「そうならなければならないなら」という意味だという。これまでに耳にした別れの言葉のうちで、このようにうつくしい言葉をわたしは知らない (中略) 「サヨナラ」は言いすぎもしなければ、言い足りなくもない。それは事実をあるがままに受け入れている。人生のすべてが四音のうちにこもっている。ひそかにくすぶっているものを含めて全ての感情がそのうちに埋み火のようにこもっているが、それ自体は何も語らない。言葉にしないGOOD‐BYであり、心をこめて手を握る暖かさなのだ-「サヨナラ」は。
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「海からの贈り物」で有名なリンドバーグ夫人。 夫は太西洋をはじめて横断したことで有名だが、 彼女自身も飛行家。 夫と行った調査旅行で出会った人々や目にした景色を やさしい目線とみずみずしい筆致で描いた旅行記。 冒険の輝きに満ちた、素晴らしい本。
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