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予期せぬ夜 ハヤカワ・ミステリ
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予期せぬ夜 ハヤカワ・ミステリ

エリザベス・デイリイ(著者), 白須清美(訳者)

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予期せぬ夜 ハヤカワ・ミステリ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房/
発売年月日 2002/01/20
JAN 9784150017118

予期せぬ夜

¥715

商品レビュー

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2023/11/15

作者のエリザベス・デイリィはクリスティーがもっとも愛したミステリ作家だ、ということを知り読んでみた。 舞台は1939年、父母がもう亡くなっている明日21歳になろうという兄と19歳の妹。兄アンバリーは明日になれば伯母の遺産が入るのだ。が、その朝兄は崖下に死体となって発見された。残...

作者のエリザベス・デイリィはクリスティーがもっとも愛したミステリ作家だ、ということを知り読んでみた。 舞台は1939年、父母がもう亡くなっている明日21歳になろうという兄と19歳の妹。兄アンバリーは明日になれば伯母の遺産が入るのだ。が、その朝兄は崖下に死体となって発見された。残っている血族は伯母1人と従兄2人。さあ、遺産の行方は? ああ、クリスティで多くある遺産の行方をめぐる殺人ですねえ。雰囲気もどこか似ている気もする。クリスティは1890生まれ、このデイリイは1887年だが、デイリイのデビューは1940年、本作によってだった。で、ヘンリー・ガーマジという若き探偵が謎を解きます。 最後で隠された事実が分かって最初の出だしを読むと、なるほどと伏線が隠されていた。 アンバリーはニューヨーク市在住と出てくるのだが、ポーツマスなども出て来たのでずっとイギリスが舞台だと思って読んでしまった。解説でアメリカ東海岸を舞台とする、などとあり、あれ、ポーツマス条約ってどこで?と検索すると、アメリカはニューハンプシャー州のポーツマスで行われたんですねえ。地図ではイギリスの方が目立つんだなあ。 で、解説が村上貴史さん。書き出しが、「エリザベス・テイリイもいささかうんざりしているかも知れない。「アガサ・クリスティが最も愛した米国推理作家」として紹介されるのには、です。 訳者解説より エリザベス・デイリイ・1878-1967  デビューは1940の「予期せぬ夜」。1951年に筆を置くまでにヘンリー・ガーマジーを探偵役とする16作のミステリと普通小説1冊を著し、海外では非情に高い評価を受けている。  コロンビア大学で文学修士の学士号を取得した後、家庭教師やアマチュア劇のプロデューサーなどをする。ゲームやパズル、演劇や推理小説に興味を持っており、自分でも推理小説執筆を試みるようになり、執筆した原稿を出版社に送ったところ「メアリ・ロバーツ・ラインハート・ミステリ賞」候補となり、デビューに至る。 1940発表 2002.1.31発行 図書館 アガサーチ https://www.aga-search.com/writer/elizabeth_daly/

Posted by ブクログ

2022/09/02

面白かったー! 最近ミステリとはちょっと離れていたけど、楽しんだ。こんな作品が、著者が居たんだなあ。 もっと和訳出して欲しい。

Posted by ブクログ

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