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暴れ彦四郎 鎌倉河岸捕物控 ハルキ文庫時代小説文庫

佐伯泰英(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川春樹事務所/
発売年月日 2002/06/18
JAN 9784894569805

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2009/12/09

鎌倉河岸捕物控4~しほは従姉妹の婚礼出席のため,川越まで舟を使って上ることになった。見送りは,幼馴染みの3名。しほは画帳を持って旅の徒然を素描していた。船頭の彦四郎が執拗に襲撃される。辻斬り事件が起こり,大名の留守居役が使っている煙草入れを狙ったものだと判明し,善光寺の出開帳に絡...

鎌倉河岸捕物控4~しほは従姉妹の婚礼出席のため,川越まで舟を使って上ることになった。見送りは,幼馴染みの3名。しほは画帳を持って旅の徒然を素描していた。船頭の彦四郎が執拗に襲撃される。辻斬り事件が起こり,大名の留守居役が使っている煙草入れを狙ったものだと判明し,善光寺の出開帳に絡む詐欺が起こり,大名の奥女中の神隠しは側室の両刀遣いを嫌った娘と実家が係わっており,魚河岸で殺された墨の入った若者は大店の妾の過去を知っているためであった。しほが鎌倉河岸に帰り,絵を見せられた彦四郎は,見習いだった3年前に乗せた阿波屋の旦那だと思い出し,主人夫婦が首を吊った印籠を扱う店を救った者が再建させておいて火事を装って取り込み詐欺を行い,大山詣でと箱崎で顔を見られたと早合点をした元京勤番侍の一味の仕業であった~どれもが小さな手がかりを手繰り寄せていくと真相に迫るという話で,一冊の中で大きな事件が一つ,小さな事件が4つほど語られるパターン。駅の売店か,駅前の本屋で買って通勤の最中にちょこちょこ読むものだろう。腰を据えて(寝転がって)読むタイプの本ではない。ドラマの水戸黄門的よみもの・・・あっても悪くない本。随分,政次を持ち上げておいて,失敗もちゃんと灸を据えるという将来の構想もちゃんとある

Posted by ブクログ

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