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あやかし通信『怪』 ハルキ文庫ホラー文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川春樹事務所/ |
発売年月日 | 2002/06/18 |
JAN | 9784894569690 |
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あやかし通信『怪』
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商品レビュー
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1996年の初単行本からお亡くなりになる2010年まで、ライトノベル作家として作品を発表してきた大迫純一氏の唯一の実話怪談集。 1991年に実業之日本社から単行本として発表されたものを、加筆修正してハルキ・ホラー文庫から2002年に再発売したもの。 『新耳袋』と同じ怪談が含まれて...
1996年の初単行本からお亡くなりになる2010年まで、ライトノベル作家として作品を発表してきた大迫純一氏の唯一の実話怪談集。 1991年に実業之日本社から単行本として発表されたものを、加筆修正してハルキ・ホラー文庫から2002年に再発売したもの。 『新耳袋』と同じ怪談が含まれているのは、『新耳袋』著者の二人は、大学の先輩で、当時は交友関係があった、ということのようです。 大迫氏の元に集まった怪談を8つのテーマに分け、ひとつひとつの話の前後に、大迫氏の解説を付け加える、というスタイルです。 この解説が邪魔な感じもするし、親切な感じもします。 テーマ別にするには、解説が必要だったのかもしれないですね。 あまり印象に残る話は無かったんですが、夜道で、よく判らないが美人らしい女とすれ違う話「女の顔のこと」は、唯一印象的。 大迫氏は怖がらせようと書いているようではありますが、自分的には胸ときめきました。
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※このレビューにはネタバレを含みます
その内容から「最も恐ろしい怪談本」と巷間で伝説となっていた、1991年に刊行された実話怪談本の文庫版。 大迫氏自身が体験した怪異譚から、奥さんを含む友人知人から蒐集した怪談、怪談と言っていいのかどうかさえわからない、分類に困ってしまうような怪談からあまりにも有名な都市伝説クラスの怪談まで、その内容はバラエティに富んでいる。 中には『新耳袋』にも掲載されてはいるが、「こちらが原型」と豪語する怪談もある。確かに細部が違うので、読み比べてみるのも面白いだろう。 最後に、この文庫には一つ、「読むと伝染する怪談」がある。最初から最後まで通して読むと、読んだ者が読んだ怪異に襲われる、というものだ。 私は怪談は好きだが臆病者なので、その話は飛ばして読んだ。頭と結、中程の1~2ページぐらいは目にしたが、通して読んだことは、一度もない。 文中で著者は言う。 -------------------------------------------------------------------------------- 「怖い話は好きだけど、体験するのはまっぴらだ」とお思いなら、この話だけは読んではいけない。 絶対に、だ。
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いたこ28号さん、超おすすめの大迫純一作品。今日届いた。感想は後日。 -------------------------------------- さて、少しずつ読み進めてようやく読み終わりました。実話怪談って本で読むとあっさりしていて落ちが無かったりするので、本として読者に...
いたこ28号さん、超おすすめの大迫純一作品。今日届いた。感想は後日。 -------------------------------------- さて、少しずつ読み進めてようやく読み終わりました。実話怪談って本で読むとあっさりしていて落ちが無かったりするので、本として読者に面白く読ませるのは結構難しいと思うけど、大迫純一氏の書き方には意外と引きこまれた。 人によって好みがあるだろうけど、個人的には少なくとも超怖よりは惹きつけられるなぁ。新耳はまだ1冊しか買っていないし、しかも山の牧場関連部分しか読んでいないので、比較はできないけど、実話怪談としては、かなりレベルが高い気がする。 なお、大迫氏は既に亡くなられております。残念です。
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