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「よど号」事件三十年目の真実 対策本部事務局長の回想
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「よど号」事件三十年目の真実 対策本部事務局長の回想

島田滋敏(著者)

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「よど号」事件三十年目の真実 対策本部事務局長の回想

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 草思社/
発売年月日 2002/01/31
JAN 9784794210982

「よど号」事件三十年目の真実

¥220

商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

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2010/10/14

福岡での給油後、ピョンヤンに向けて飛び立ったはずの「よど号」は なぜ、ソウル金浦空港に降りたのか。 その理由が述べられているそうな。なんだろ~。

Posted by ブクログ

2008/09/13

よご号ハイジャック→福岡で燃料補給→金浦空港に偽装着陸→北朝鮮に到着するまでを、日航ソウル対策本部で奔走した著者の目を通して、主として犯人たちとの交渉過程が描かれている本。ちょうど高沢皓司氏の本では犯人たちの北朝鮮到着以後に重点を置いているため、それ以前の部分の事実関係を補う働き...

よご号ハイジャック→福岡で燃料補給→金浦空港に偽装着陸→北朝鮮に到着するまでを、日航ソウル対策本部で奔走した著者の目を通して、主として犯人たちとの交渉過程が描かれている本。ちょうど高沢皓司氏の本では犯人たちの北朝鮮到着以後に重点を置いているため、それ以前の部分の事実関係を補う働きをしている。サクッと読めてしまう本ですがなかなか充実して面白く読んだ。 本書の「売り」となる三十年目の真実とは、よど号に同乗していたアメリカ人牧師マクドナルドさんが実はCIAエージェントで、だからこそ韓国軍と米軍が一度は休戦協定ラインを北に越えたよど号を、北朝鮮軍とみせかけた偽装スクランブルと対空砲火で金浦に誘導したというものらしい。いくつか納得できる理由をあげているけれど憶測の域を出ていず(数年前に韓国が発表した外交文書によると機長らの独断で金浦に方向転換をしたとなっているがそのころ存命中の機長はこれを否定している)、むしろそれ以外の、たとえば金浦空港で犯人たちに乗客を全員解放するように説得するに際しての韓国と日本のやり方の違いなどが個人的には楽しかった。韓国側の対策員として白善ヨプ将軍も出てくるし。お互い様とはいえそれまで北朝鮮にさんざんやられている韓国からしてみれば100人以上の乗客を金浦を経由してみすみす北朝鮮にやるなんて人道的にも政治的にもとんでもない話で、それはすぐに韓国国内でよど号を北朝鮮に往かせるなデモが勃発したことからもわかるように朴正煕の政治生命にも関わりかねない問題ともなり、したがって犯人たちに対して日本の対策委員がハラハラするぐらい強硬な問答無用の韓国式交渉をしていてすばらしい(しかし強行突入の準備に入るのがあまりに早すぎ。小事が大事になりがちな韓国の原因を垣間見た)。 韓国と日本の政治家や関係者の対応を見ていると、いかにも日本はのんびりしていて信じやすく、こういうのが当時の北朝鮮に対する認識というか空気ならば空気を読んでハイジャックとかしてちょっと北朝鮮に行ってみようかとふと思いついて実行してしまう人がいるのもうなずけた。 あと、平壌ではなく金浦だとばれてしまった原因というのが、色々人により言うことが違っているような気がするけれど。高沢皓司氏の本では疑った犯人が金日成の大きい肖像写真を持ってくるように言ったけれどなかったからとなっている、本書では到着後ラジオから流れてきたジャズと、空港に止まっていたフォード車からばれたとしている、私は誰かから犯人が、応対した人に今北朝鮮は経済何ヵ年計画の何年目か聞いて答えられなかったからだとか聞いたがなにが本当なんだ?  とにかく日本側では石田機長をはじめ乗務員の人たちがよくがんばって1人の死者も出さず、本当に偉かったなあと思った。

Posted by ブクログ

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