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子規を語る 岩波文庫
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子規を語る 岩波文庫

河東碧梧桐(著者)

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子規を語る 岩波文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/
発売年月日 2002/06/17
JAN 9784003116616

子規を語る

¥220

商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2024/03/24

河東先生たちと正岡先生の関係は師匠と弟子といった崇高なものではなかったと初めて知りました。とはいえ、師匠と弟子らしく正岡先生から怒られる弟子の話も読めて面白かったと思います(紹介されていた手紙の中には正岡先生のキレっぷりがにじみ出ていたものもあって何故か笑いそうになりましたが)。

Posted by ブクログ

2022/09/19

河東碧梧桐の正岡子規の評伝ですね。 今日は子規の命日です。 近代俳句の立役者でもあり、後進の育成と俳句の普及に生涯をかけた子規の姿を、碧梧桐が七八才頃に出会った場面から、子規が知名度を増すまでの生きざまを描き出した作品です。 子規のあとを追うように子規を見てきた碧梧桐の詳細にわた...

河東碧梧桐の正岡子規の評伝ですね。 今日は子規の命日です。 近代俳句の立役者でもあり、後進の育成と俳句の普及に生涯をかけた子規の姿を、碧梧桐が七八才頃に出会った場面から、子規が知名度を増すまでの生きざまを描き出した作品です。 子規のあとを追うように子規を見てきた碧梧桐の詳細にわたる資料も駆使して、明治二十八年までの「子規のまだ名を成さない潜行時代」に限定し、しかも、「私だけの感想と推断と批判を率直に吐露した」子規伝です。 子規を取り巻く人々と子規の文業を、碧梧桐の回想で描き出した秀作ですね。 司馬遼太郎さんの「坂の上の雲」や高浜虚子などの子規とはまた別の面をみることのできる作品でした。

Posted by ブクログ

2019/02/20

河東碧梧桐による、子規が世に出る前までの思い出を語った本。資料集的な側面もあり、例えば子規からの手紙が何通も出てくる。 読んで思うのは、碧梧桐の子規への距離感の面白さ。中にも出てくるが、別の人物(五百木瓢亭)への子規の手紙(病気になってからの手紙)で、碧梧桐に関して「小生は以前よ...

河東碧梧桐による、子規が世に出る前までの思い出を語った本。資料集的な側面もあり、例えば子規からの手紙が何通も出てくる。 読んで思うのは、碧梧桐の子規への距離感の面白さ。中にも出てくるが、別の人物(五百木瓢亭)への子規の手紙(病気になってからの手紙)で、碧梧桐に関して「小生は以前よりすでに碧梧を捨て申候」と才能がないとばっさりと断じている文があるのだが、そういう文章をあっさりと掲載しているところが面白い。つかず離れずというか、碧梧桐の個がきちんと独立した上で子規との関係を築いていたのかなと思い、意外な思いがした。

Posted by ブクログ

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