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ドングリ山のやまんばあさん
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ドングリ山のやまんばあさん

富安陽子(著者), 大島妙子

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ドングリ山のやまんばあさん

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 理論社/
発売年月日 2002/09/24
JAN 9784652011447

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商品レビュー

3.6

15件のお客様レビュー

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2026/01/13

 富安陽子先生の作品について、既に多くのシリーズものを読み途中であるにもかかわらず、またしても新たなシリーズを図書館から借りてきてしまった、今回は理論社から発行されている「やまんばあさん」シリーズ(小学校中学年~)になります。やはり他のシリーズと比較して、どのような違いがあるのか...

 富安陽子先生の作品について、既に多くのシリーズものを読み途中であるにもかかわらず、またしても新たなシリーズを図書館から借りてきてしまった、今回は理論社から発行されている「やまんばあさん」シリーズ(小学校中学年~)になります。やはり他のシリーズと比較して、どのような違いがあるのかが気になるんですよね。  ドングリ山のてっぺんにあるクスノキに住む、山姥の「やまんばあさん」は御年296歳で、富安先生の作品ではお馴染みの大島妙子さんによる、ゆる~い絵からのイメージではお元気そうなおばあちゃんといった印象だけれども、そこは山姥ということで力持ちで足が速く、五感に優れ、体は頑丈で病気にならない上に、いつだって気前が良くて明るい前向きな性格も魅力的に映ります。まあ多少の癖の強さはありますけど、それも個性ということで。  そんなやまんばあさんの日々を連作形式で書いた本書には五つの物語があって、第一話の見た目も可愛らしい三羽のカラスの子どもたちの子守りを頼まれるお話では、「知りたがり」、「大ぐらい」、「メソメソ」と、子どもたちのネーミングの面白さが、そのまま『名は体を表す』面白さとしてお話に反映されているのが印象的で、次から次へと溢れてくる疑問を尋ねまくる「知りたがり」に、ひたすらお腹が減ったと喚く「大ぐらい」に、両親に会いたいと泣き叫ぶ「メソメソ」と、まあ賑やかなことと思わずにはいられない、そんな修羅場に於いて、いつもと変わらぬマイペースで対応するやまんばあさんもまた面白いのだが、最後には子どもたちを想う優しさも感じさせてくれます。  また、あまりに他の追随を許さないようなやまんばあさんの規格外の凄さぶりは、物事に対する捉え方も同様で、それは第二話の、雨で増水した川で溺れかかっているタヌキを見て、やまんばあさんは何を思ったのかという、そんなところからも感じられる面白さには、本来であれば怖すぎてついて行けないと感じてしまいそうになるところを、やまんばあさんのキャラクターが和らげてくれるというか、基本的にはユーモアが根底にある、このシリーズの良さがそこによく表れています。  それは知らないことによる勘違いが生み出す物語の面白さや、間違いであっても好奇心旺盛で前向きな気持ちは一切変わらないことなど、まるで子どものようにも見えてくる、そんなやまんばあさんの一面に、読んでいる子どもたちが共感を呼びそうな親しみやすさを感じられたことには、なるほど、やまんばあさんの自由奔放な行動には子どもたちがやってみたいことを、物語という形で体験させてくれているのだなということを実感できて、そんな素晴らしい読書体験には、第五話でやまんばあさん自身が温かい気持ちとなった、かけがえのない大切な存在からも、きっと感じられるのだと思います。

Posted by ブクログ

2025/01/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 どんぐり山のやまんばあさんは元気で愉快な無敵の山姥お婆さん!素敵な二階建てのお家に住んで、いつでも楽しく自由で強くてワイルドで周りを振り回して人助けもして親切で料理も上手い!  カラスに頼られて子守りをすればうるさい子供達にうんざりしつつもイジワルあおだいしょうをパワーで追い払うヒーローに!嵐がくればむしろそれを楽しんでナンパ船ごっこに救助隊ごっこ!文明の痕跡に出会えば人間の子供たちを想像豊かな怪物に誤解し、ペットにする為山中の生き物を巻き込んで大騒ぎ!百年ぶりにお招き?いただいて街にくれば車も人も気にせず自由に食べ物を楽しんで歌とダンスを披露し颯爽と走り去る!  そして恩返ししたくてたまらなくなれば、ご馳走とお土産を用意して恩を返されるのを待つ!ついに見つかった恩人?の小さなお婆さんと日が暮れるまでご馳走でパーティーだ!そして恩返しの最後に浦島太郎に納得いかない義理堅い山姥が、玉手箱よりもずっとよいお土産に選んだのは、竜や天狗たちからもらった不思議なアイテムでも星のかけらでもなく…いつでも新しい友達に言葉と歌を届けて一緒に遊べる小切子竹!冬の間に新しい友達との素敵な縁もできてどんぐり山に春が来る…。    大昔に途中まで読んだシリーズを読み返してみることにしたがやっぱり面白い!さぁ冬を越したやまんばあさんは次に何を巻き起こすか?次の巻が今から待ち遠しいぜ…。  

Posted by ブクログ

2023/12/12

「やまんばあさん海へ行く」 もあります。 海へ行くという夏っぽい表紙ですが 海へ行って学校へ行ってクリスマス の3本立て。

Posted by ブクログ