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岡山孤児院物語 石井十次の足跡
定価 ¥1,047
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 山陽新聞社/ |
発売年月日 | 2002/08/28 |
JAN | 9784881977033 |
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岡山孤児院物語
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石井十次は西郷隆盛を思わせるような豪傑だと思う。 他に優しく自分に厳しいという視野の広い人だったのだろう。 先が見え期に敏で正義感が強く直感的な行動力に富むと同時に 説得力と吸引力のある魅力を持ち合わせた人だったようだ。 1865年・慶応元年に宮崎で下級武士の長男として生まれる...
石井十次は西郷隆盛を思わせるような豪傑だと思う。 他に優しく自分に厳しいという視野の広い人だったのだろう。 先が見え期に敏で正義感が強く直感的な行動力に富むと同時に 説得力と吸引力のある魅力を持ち合わせた人だったようだ。 1865年・慶応元年に宮崎で下級武士の長男として生まれる。 修身の教科書にのっている浦島太郎のような弱い者イジメを救う話の 「縄の帯」は彼の逸話だということである。 1881年・明治14年結婚して明治15年岡山の医学校へ進む。 17年にはキリスト教と出合い洗礼をうける。 明治20年22歳の折、 遍路さんから男の子を一人預かるところから決定的な人生が始まり、 後に岡山孤児院となる孤児教育会設立へと進む。 22年医書を焼き捨て、孤児教育に専念することを決意する。 富国強兵で軍国主義に邁進する明治政府は国家予算の半分を軍事費につぎ込み 個人からの搾取に専念して地域のおける福祉などを省みることなど ありえないありさまだった。 福祉事業は地域に根ざすべきものだけれども その一つひとつの有り様に干渉することなく支えていくのが 民の集いである国や国連の仕事であろう 孤児院にトドマルことなく 一人ひとりが個性を持ち寄り暮らしていけるように 人間が人間らしく自分らしくあることを求めて様々な挑戦をしていく。 彼の思想を示すものとして盛岡孤児院における憲法がつくられている 1,天は父なり、人は同胞なれば互いに相愛すべき事 2,天なる父はつねに働き給う、我らも共に労働せべき事 3,天に感謝のため我らは禁酒禁煙を実行し収入の十分の一を天蔵に納める事 土地は神のものであるから共有すべきものであるから 理想郷として造った「農業生産部」茶臼原では地主小作などの差別なく すべての人が対等に働く場とするのである ニホンが先進国であったならばシュバイツァーや マザーテレサにも匹敵する人物として評価されていただろう
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