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災害は忘れた所にやってくる 安全論ノート 事故・災害の読み方 K+K PRESS
定価 ¥2,530
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 工学図書 |
発売年月日 | 2002/09/02 |
JAN | 9784769204343 |
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災害は忘れた所にやってくる
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
なにげなく職場の図書館で借りてきた。 建築防災の専門家による軽いエッセイ。なかなか深みがある。 (1)防災法令は、規制対象となる内容についても、せいぜい安全達成の枠組みを提供しているだけで、法令に機械的に従うだけでは建物の安全は達成できない。設計者やオーナー、建物管理者、...
なにげなく職場の図書館で借りてきた。 建築防災の専門家による軽いエッセイ。なかなか深みがある。 (1)防災法令は、規制対象となる内容についても、せいぜい安全達成の枠組みを提供しているだけで、法令に機械的に従うだけでは建物の安全は達成できない。設計者やオーナー、建物管理者、そして建物利用者が、安全について一定の思慮を致して初めて、建物は安全になるのである。(p244) (2)関東大震災の時の悲惨さの記憶は、日本では10年で風化したかもしれないが、アメリカ郡部は、関東大震災の火災を、その後の記憶の風化と日本の気象条件を含めて冷徹に分析していた。(p121) 関東大震災のときに援助にきた米軍が、東京大空襲にそのデータを使ったという話。 (3)日本における災害調査のパイオニアで、おそらく白木屋も身近に御存知だった、故塚本幸一先生が、ため息をもらすような調子で口にされていた、店舗のような客仕事で一度、人が死ぬような火事をだしてしまうと、どうがんばっても客は帰ってこないものだ、というジンクスである。(p257) 休みの日なのに、まじめな防災の本を読んでしまった。 (3)
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著者は建築防災の専門家の長谷見雄二先生.さまざまな災害や事故,事件を引きながら,安全について考えさせられる一冊.一般向け.
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