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愛の論理 私たちは、どこまで愛せばゆるされるのか PHP文庫
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愛の論理 私たちは、どこまで愛せばゆるされるのか PHP文庫

飯田史彦(著者)

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愛の論理 私たちは、どこまで愛せばゆるされるのか PHP文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所
発売年月日 2002/08/15
JAN 9784569577937

愛の論理

¥220

商品レビュー

3.6

19件のお客様レビュー

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2024/10/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・愛するということは技術であり、受動ではなく能動的に与えていくもの ・豊かな人というのは、沢山持っているのではなく、与えるひと。失う事を恐れている人は、どんなに所有していても貧しい人である。 ・与えるというのは、自分の中に息づいているもの=自分の喜び、興味、理解、知識、ユーモア、悲しみなどあらゆる表現を与える ・愛の定義の一つとして「愛とは、自分自身あるいは他者の精神的成長を培うために自己を拡げようとする意思である」。自他の成長という目的が明確であり、そのための「自己の拡大」という方法・手段が明示され、愛は意思である事を強調していることがこの定義の重要な点。 ・愛する人のために生きる人生であれば、そのために自分がどんな目にあおうとも、気持ちの上では苦痛など存在しなくなる。 【所感】 愛を与える技術とは、まずは自分自身の価値を認めて自身を持ち、自己肯定感を持つことから始まる。そのうえで他者に与えて自分に返り、また愛を与えるという愛の生産活動を行っていくことを目指す。怒りなどの感情は愛には不要。愛の技術には段階があり、危機→未熟→標準→成熟→完成→超越がある。(超越は人間を超えているので除外) 自分がどの位置にいるか、恐らく未熟から標準の間なのかもしれない。 他者への無償の愛=授与愛といった成熟レベルまで自己を高めていくことを目指していく。

Posted by ブクログ

2018/07/17

古今東西の数多の著書の引用を用いて、「愛」というものを考察する書。 自分を愛することは他人を愛すること。 他人を愛することは自分を愛すること。 そして、それは人類を愛すること。

Posted by ブクログ

2017/08/15

恋愛の『愛』というよりは、博愛の『愛』、汝隣人を愛せよの『愛』。 過去の偉人、哲人達の文言を多く引用しながら、その愛とは何かについて論理的にアプローチを試みる。 他の方のレビューを読むと賛否両論あるようだが、自分のその行動は、単なる幻想か、自己欺瞞なのか。読み進めるにつれて、浅は...

恋愛の『愛』というよりは、博愛の『愛』、汝隣人を愛せよの『愛』。 過去の偉人、哲人達の文言を多く引用しながら、その愛とは何かについて論理的にアプローチを試みる。 他の方のレビューを読むと賛否両論あるようだが、自分のその行動は、単なる幻想か、自己欺瞞なのか。読み進めるにつれて、浅はかさに胸が痛くなる。人間論として、改めて読み返したい良書。 文中に引用箇所としてよく出てくる、トルストイも追って読んでみたい。

Posted by ブクログ

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