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非道、行ずべからず
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | マガジンハウス/ |
発売年月日 | 2002/04/18 |
JAN | 9784838713677 |
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非道、行ずべからず
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商品レビュー
3.3
3件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
中村仲蔵の師匠が8代目中村勘三郎こと2代目中村伝九郎。養子の9代目に夭折され、女婿の10代目に逐電され…で『仲蔵狂乱』は終わってた。どうする11代目!?…ってことで。ま、読んでみたらば太夫元はメインキャストではあったけど、全然主人公じゃなかったわー。読後に思い出したのは、栗本薫『絃の聖域』。芸道小説、よね。 立作者とか大道具方とか、芝居の初日が開くまでが正念場の者もいれば、開いてからが大変な者もいる。更に楽屋頭取みたいに役者の面倒を見る仕事もあれば、桟敷番や木戸番といった客席を取り仕切る者もいる。舞台って、本当に大勢の人達に回して貰ってる。 ちょいちょい、中村座のお隣・市村座の勝俵蔵こと4代目鶴屋南北が皆に関心を持たれているところが気になる。最後まで全く回収されなかったけど〜(涙)。
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風姿花伝の中の「この道に至らんと思はん者は、非道を行ずべからず」からの引用がタイトル。道を究めようとする者は、他の道に目移りしてはならない・・という意味なのですが、芸を極めるために人道に反してしまった(非道)場合は・・・?という時代ミステリ。 歌舞伎に造詣が深い筆者ならでは、の...
風姿花伝の中の「この道に至らんと思はん者は、非道を行ずべからず」からの引用がタイトル。道を究めようとする者は、他の道に目移りしてはならない・・という意味なのですが、芸を極めるために人道に反してしまった(非道)場合は・・・?という時代ミステリ。 歌舞伎に造詣が深い筆者ならでは、の描写力で表舞台でなく、裏方の仕事まで細かくて面白いです。さすが直木賞候補作。こんなに面白かったのに取れなかったってことは、その年の受賞作は・・と気になってみた。
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作者お得意の江戸時代歌舞伎モノ。 今回はミステリー仕立てでございます。 めんどくさいのであらすじ説明はナシ。 ただ面白い。 それだけわかっていれば、他にも何も言うことはございません。 読むが吉。
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