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江戸の恋 「粋」と「艶気」に生きる 集英社新書
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江戸の恋 「粋」と「艶気」に生きる 集英社新書

田中優子(著者)

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江戸の恋 「粋」と「艶気」に生きる 集英社新書

定価 ¥748

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2002/04/22
JAN 9784087201406

江戸の恋

¥110

商品レビュー

3.4

15件のお客様レビュー

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2010/05/28

やはり「遊廓の恋」を…

やはり「遊廓の恋」をロマンチックに美化し過ぎ。文化が生まれたことは否定しませんが、貧困や搾取といった実態にも目を向けて欲しいと思います。

文庫OFF

2023/09/18

 とかく「鎖国」や「封建社会」など、閉鎖的で古めかしいイメージがつきまとう江戸時代ですが、「好色」、「浮気」、「遊女」、「心中」などを主題とした黄表紙や洒落本、浄瑠璃などに多くみられるように、人々の生活や行動は自由で人情味に溢れ、時代は「粋」に満ちていた、ということがこの本から読...

 とかく「鎖国」や「封建社会」など、閉鎖的で古めかしいイメージがつきまとう江戸時代ですが、「好色」、「浮気」、「遊女」、「心中」などを主題とした黄表紙や洒落本、浄瑠璃などに多くみられるように、人々の生活や行動は自由で人情味に溢れ、時代は「粋」に満ちていた、ということがこの本から読み取れます。  本書には、当時の恋愛のテクニックや結婚の合理的な仕組み、女性の自立、更にゲイなどのエピソードや物語がふんだんに紹介されていて、これが本当に三百年も昔のことなの? と疑いたくなるほど内容が瑞々しく感じました。  そう感じる要因は、現代仮名遣いによる軽妙な文章、そして作者の経験を織り交ぜることで、「なんだ、昔も今も同じじゃん」と親近感が湧くことにあるのでしょう。  また、当時の浄瑠璃や小説などの作品からの引用が多く、江戸時代の作品が次から次に展開され、飽きず、勉強になることも要因の一つです。何点か掲載された図版も効果的。  読者は引き込まれ、江戸の文化をもっと深く知りたいと思います。江戸文化へ誘う入門書として、最適な読み物だとの感想を持ちました。

Posted by ブクログ

2020/08/31

江戸の色恋に関するエッセイ集。軽やかに読めます。300年前のこととはいえ、明治期以降の近代の教育や倫理観の影響で読み取れなくなっていることが多いように思います。西鶴とか近松の原典を読みたくなりました。

Posted by ブクログ