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政治家の本棚
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞社 |
発売年月日 | 2002/05/05 |
JAN | 9784022577467 |
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政治家の本棚
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商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
著者、早野透さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。 早野 透(はやの とおる、1945年 - )は、日本のジャーナリスト、コラムニスト。元朝日新聞編集委員。元桜美林大学教授。神奈川県生まれで東京都育ち。 で、本作は、著者による、多くの政治家...
著者、早野透さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。 早野 透(はやの とおる、1945年 - )は、日本のジャーナリスト、コラムニスト。元朝日新聞編集委員。元桜美林大学教授。神奈川県生まれで東京都育ち。 で、本作は、著者による、多くの政治家へのインタビュー集になっています。 本作では、43人の政治家の読書遍歴等が紹介されています。 この本を手にした理由は、谷垣禎一さんに興味があったからです。 谷垣禎一さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。 谷垣 禎一(たにがき さだかず、1945年〈昭和20年〉3月7日 - )は、日本の政治家、弁護士、税理士。京都府遺族会会長、有隣会特別顧問。 愛読書は四書五経など中国の古典や宋代の詩人・蘇軾の漢詩などで、しばしば中国の故事を引用する。また読書を巡るインタビューでは、竹越与三郎の『二千五百年史』、田口卯吉の『日本開化小史』、北畠親房『神皇正統記』、新井白石『読史余論』といった史論への嗜好を語っている。 とのことで、おそらく、本作にも、中国古典が登場すると思っていました。 で、結果は、予想を裏切らず、です。 p292に、谷垣さん、次のように返答されています。 当時の谷垣さんの年齢は、51歳位です。 『易』なんかは、ちんぷんかんぷんなことが書いてあって、孔子様が、五十にして『易』を読め、といっているから、そろそろまた読まなくちゃいけないかな。 何というか、すごい読書傾向ですなあ。 とてもじゃないけど、真似ができません。
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本書を知ったのは、佐藤優・池上彰の『無敵の読解力』だった。もう20年ほど前に出た本で、政治家に愛読書とか、読書遍歴を聞くインタビュー集。インタビューも90年代とかね。出てくる人も、知らない人、鬼籍に入った人も多い。一番最後が枝野幸男氏だったけど、写真みても若いなぁ。当時は今の俺よ...
本書を知ったのは、佐藤優・池上彰の『無敵の読解力』だった。もう20年ほど前に出た本で、政治家に愛読書とか、読書遍歴を聞くインタビュー集。インタビューも90年代とかね。出てくる人も、知らない人、鬼籍に入った人も多い。一番最後が枝野幸男氏だったけど、写真みても若いなぁ。当時は今の俺より若いくらいか?佐藤、池上両氏のコメントはけっこう手厳しかったんだよね。小泉純一郎の恐るべき浅さとか、クソミソに言っていた。実際、本書には両氏が言っていた通りの発言が出てきた。戦争に比べれば、どんな我慢もできる、とかね。自分で読んでみると、そこまで否定的な感情は持たなかったけど、そのあたり佐藤氏は特に小泉首相から煮え湯を飲まされているからかなぁ、なんて思ってしまった。 年代別にインタビューが並べられているけれど、最近の人になるにしたがって、あげられる本が軽くなっている傾向は確かにある。後半よく出てきたのは司馬遼太郎かな。今では60代から70代くらいになっている人たちだ。前半の人たちは、そこまで司馬遼太郎出さなかった気がする。そのあたり、司馬遼太郎を娯楽として読むか、教養書として読むかの扱いの違いだったのかなぁ、なんて思ってしまった。
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政治家の年齢順にインタビューが掲載されている。若くなるほど読んだ本が軽くなっていくようだ。自分のことは棚に上げるが、寂しいというか、残念というか、今の政治を映している。特に最後から2人目はひどい。腹立たしくて眠れなかった。
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