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言葉果つるところ 鶴見和子・対話まんだら 石牟礼道子の巻 鶴見和子・対話まんだら石牟礼道子の巻
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 藤原書店 |
| 発売年月日 | 2002/04/30 |
| JAN | 9784894342767 |
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言葉果つるところ
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商品レビュー
4.5
3件のお客様レビュー
あぁ、良かったなあ。余韻が残る。なんだか滋養があるものを食べた感じ。鶴見和子は初めてだった。鶴見俊輔の姉ということしか知らなかった。美しい人だったのだろうな。年をとってからの写真を見ても、きりっとしている。あとがきを見ると宇治に住んでいたのだな。しかし、どうやら僕が宇治に通い始め...
あぁ、良かったなあ。余韻が残る。なんだか滋養があるものを食べた感じ。鶴見和子は初めてだった。鶴見俊輔の姉ということしか知らなかった。美しい人だったのだろうな。年をとってからの写真を見ても、きりっとしている。あとがきを見ると宇治に住んでいたのだな。しかし、どうやら僕が宇治に通い始める頃にはもう亡くなっていたようだ。近代化を超えた先のアニミズム、全編通してのテーマだった。柳田国男も南方熊楠も読まないといけない。梅原猛には一言も触れられていないなと思っていた。ところが、鶴見和子のあとがきを読んでいて次の文章に出会う。「400年を経た今日でも自分たちの祖先を皆殺しにした敵の大将を、神としてあがめているのである。」鈴木重成、島原の乱があったときの天草代官のことである。今も鈴木神社というのがあるそうだ。この話、何かと一緒だと思ったら、先日YouTubeで見た井上章一さんの話に出てきたことだった。靖国神社に白虎隊など幕府側が祀られていないということを、梅原猛が嘆いていたという話。日本は昔から敵も祀るということをしていたのに、近代に入ってそういう思想がなくなってきたと。たまたま、そのとき、立場上、敵と味方に分かれたというだけなのだから。なんだか感慨深かった。そして、読まなければいけないのは「煤の中のマリア」。これはもうどうしても読まなければならない。「アニマの鳥(春の城)」はすでに読んでいるので。それと、鶴見和子と中村桂子の対談もぜひ読んでみたい。こうしてまた読むべき本が増えていく。いま僕の枕元には15冊ほどの本が僕に読まれるのを待っている。本書はなんか味わいながら読んていたので、途中のメモを一切しなかった。いくつも響いた言葉があったと思うのだけれど、それ以上に全体として重く受け止めた。それでいいと思う。そういう本だったと思う。運動会とかで、写真や動画を撮るのではなく、自分の目で直に見ていたという気分かな。
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素晴らしい対話で、読み応えがあった。 「言葉果つるところ」という言葉がまたいい。 言葉果つるところは、魂の世界。 命が「一つ」と繋がっている世界。 と自分なりに、定義づけ。 鶴見和子、石牟礼道子、それぞれの著書を 読んでいきたい。
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2000年3月と6月の二度にわたって行われた、鶴見和子と石牟礼道子の対話をまとめた一冊。水俣での出会い、うた(短歌)、息づきあう魂、丸い言葉と四角い言葉、アニミズム、近代化への問いなどについて語り合う。鶴見さんは、脳出血で倒れたのち5年弱、生命の終わりに近づく心境を、時を刻む凄絶...
2000年3月と6月の二度にわたって行われた、鶴見和子と石牟礼道子の対話をまとめた一冊。水俣での出会い、うた(短歌)、息づきあう魂、丸い言葉と四角い言葉、アニミズム、近代化への問いなどについて語り合う。鶴見さんは、脳出血で倒れたのち5年弱、生命の終わりに近づく心境を、時を刻む凄絶なもので、「死は一番のハレ」と言い、道子さんも、「一番最後に死があるのは何と幸せだろうって。まったく同感でございます」と返す。 つい先ごろ、「国民の生活を守るために原発は必要」と、この国の首相は言った。ヒューマンスケールとは余りにかけ離れたものに依存することから、苦労を引き受けてでも抜け出していかなければいけない転換点がくることを、もう何十年も前から気付き、警告してきた人たち…宮澤賢治、高木仁三郎、石牟礼道子…らの声に、ふたたび耳を傾けたいと思う。
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