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実りを待つ季節 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社/ |
発売年月日 | 2002/05/01 |
JAN | 9784101401263 |
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商品レビュー
4.1
8件のお客様レビュー
家族をいろいろな角度…
家族をいろいろな角度から捕らえた一冊。光野さんといえばファッションエッセイなのですが、人をあらわすのがファッション。人を作るのが家族。ということに気づかされます。
文庫OFF
家族、家族愛について…
家族、家族愛について書かれた心に残るタイプのエッセイです。いたるところに共感できる部分が多く、改めて家族の大切さを思い知らされた本です。
文庫OFF
もう二十年近く前の本。 たしかにその頃、書店でもよく見かけた記憶がある。 読む前から、おしゃれ系エッセイ(インスタもブログもない時代、おしゃれで素敵なライフスタイルを発信するエッセイ)と思っていた。 少なくとも、さくらももこ、伊藤理沙の脱力系エッセイの系列ではない、と。 まあ、...
もう二十年近く前の本。 たしかにその頃、書店でもよく見かけた記憶がある。 読む前から、おしゃれ系エッセイ(インスタもブログもない時代、おしゃれで素敵なライフスタイルを発信するエッセイ)と思っていた。 少なくとも、さくらももこ、伊藤理沙の脱力系エッセイの系列ではない、と。 まあ、その先入観は間違ってはいなかった。 著者が育ってきた家族、自分で築いた家族を巡るエッセイである。 期せずして直前に読んだ南條竹則さんの『花ちゃんのサラダ』と同じ、昭和30年代の東京。 ただし、こちらは東京郊外。 この時代で、手料理をこだわりの食器でお客に振る舞うライフスタイルである。 親の代からすてき系なのだ。 ただ、親子関係に関しては、なかなか繊細に描かれていた。 これが、単なる「おしゃれエッセイ」で片づけられないところだ。 母恋いというのは、近代日本文学でよくある。 しかしこれは、屈折しているが、紛れもなく『父を恋う記』だ。 光野さんの父は、伯母のもとで育てられ、出版社の小使いとして働き始め、ようやく編集者として自立した人とのこと。 読む限り、この世代の人として、抑圧的な父親ではないようだが、十代に入った彼女は反発ばかりする。 自己主張の自分を持て余しながら、反抗期の常として、言われなく親につらく当たってしまう。 気の毒なのは、大人となってからの父娘関係ができる前に、お父さんがなくなったことだ。 さぞ、心残りなことだろう。 きっと、両者にとって。 父が亡くなった後、五年後くらいに、弟も病死したともある。 彼についてはほとんど書かれない。 この落差もとても気になる。
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